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2005.01.12

うつ病遍歴

 うつが発症したのは2001年の夏のことであった。

 ちょうどその頃は関係会社に出向しての作業であり、仕事の量が多かったり、初めて体験するものだったりとなにかとストレスの溜まる日の連続だった。やがて自分でも分かるくらい気力が減退し、夜寝るときも翌日があることを思うとうんざりしたり、職場で他の人に悟られないように深いため息をつくことが多くなった。

 かつて在籍していた会社でも同じような状態になり、心療内科の受診を勧められたがよくならずに結局退職したことがあったため、同じ職場の人に病院に行くことを勧められた翌日には、迷うことなく職場の最寄りにある精神科の病院を訪ねた。

 今もお世話になっているM先生に自分の状態を話してみると、やはりというべきか「抑うつ状態」と診断され、休職するよう申し渡された。そうして何ヶ月かの休職期間の後に復職したのだが、会社はそんな休職開けの人間の仕事量を減らしてくれるほど甘くなかった。喩えるなら、いくらアクセルを踏んでも80キロしか出せないクルマに100キロで走ることを要求したのである。

 こうなると、もう会社に居場所はなかった。発症の翌年のお盆休み開けには婉曲に退職を勧告され、それに従うことにした。送別会が開かれたが、自分の他にもう一人会社を離れる人がいると知っていれば、そんなものには出なかっただろう。

 そうして、今は3週に一度の通院を除けばほとんど外出しない日がほとんどだ。時折やってくる憂鬱の大波(昨年末には物心ついて初めて鶏もケーキも口にしないクリスマスというものを経験した)と、これも時折頭をよぎる「死んでしまいたい」という気持ちをクスリで抑え込みながら日常を過ごしている次第である。  ネットは、そんな自分と社会をつないでいる細い蜘蛛の糸のように思えてならない。

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