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2005.03.29

万博に群がるダフ屋

 ダフ屋という連中は、カネになりそうなものの匂いを嗅ぎつけては群がる習性があるらしい。閣下さんの記事を読んで「こんなところにもダフ屋って出没するのか」と思ったものである。リンク先にあった、ヤフーオークションを「サツキとメイの家」で絞り込んだ検索結果を見て呆れかえった。記事を読んでコメントを付けた時点では144件だった出品件数が、今見たら153件に増えている。おそらくは時間の経過に連れてさらに増えるだろう。

 そもそも1日に何万人も来場する万博会場に、1日あたり800人しか入れない施設を作ってしまう博覧会協会の神経もどうかと思うが、それを逆手にとって金儲けの材料にする側の神経もまともではない。中には「運悪く予約した日に行けなくなってしまったので、希望者に譲りたい」という気持ちで出品している人もいるかも知れないが、ふっかけられている金額や1人で何件も出品している向きがいるのを考えると、これは事実上のダフ屋行為である。

 これを一括りに取り締まれないのは、先述したような「希望者に譲りたい」つもりで出品した人との線引きが難しいからであろう。また、そのダフ屋から予約券を買って感謝している人がいるから困ったもんである。しかし、このオークションで複数出品している連中が心底から「希望者に譲りたい」と考えているとは思えない。むしろ「ボクはダフ屋でーす。ボクのフトコロを暖めるためにも、みんな買ってねえ」という醜い魂胆の方が透けて見えるだけに不快感が増大する。

 ……と、ここまで書いてきたところで「ダフ屋行為はいかなる規定によって処罰されるのか?」そして「ネットオークションによるチケット転売はダフ屋行為に当たるのか?」という根源的な疑問に突き当たったのでネットであちこち検索してみたところ、「法、納得!どっとこむ」に専門家の見解が述べられているのを見つけた。曰く――

 ダフ屋行為は、一般に都道府県の条例によって取り締まられています。
 しかし、例えば、東京都迷惑防止条例では、「転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売」ってはならないと規定されているため、ネットオークション等には適用できないのです。

 ふーむ、条例がネット社会に追いついてきていないのが現状か。

 もっとも、はじめから転売する目的で、大量のチケットを入手した場合には、その入手行為自体が処罰されます。

 〔中略〕

 以上より、転売目的で大量に購入するような悪質なものでない限り、現時点では、ネットオークションによるチケットの売買は法的規制には触れないといえるでしょう。

 この「転売目的で大量に」がどの程度なのかが問題か。オークションにいた「GW8枚組」なんてのはこれに該当するような気がするのだが、どうだろう?

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