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2005.07.15

歌欲空回り

 今までこのブログでは取り上げなかったが、実は結構カラオケ好きだったりする。いろいろあってここ1年ちょっと歌いに行ってないのだが、他人様のブログで「こんな曲歌っちゃいました」なんてリストを見せられると、マタドールに挑発された牛のように興奮してきてしまう。「だぁ~ッ、歌いてえッ!」という欲求が鎌首をもたげるのである。

 今回おれの目の前で赤い布をちらつかせたのは、つきあいの長いType774さんのこのトピックであった。このトピックへのコメントで触れているとおり、週末である今日は溜まりに溜まった歌欲を発散させる腹づもりだった。なにせ今日は2週に一度の通院日で、薬を受け取る薬局の隣がカラオケ屋なのだ。しかもこのカラオケ屋には「10万曲サイコー!」が売り文句のUGAがある。

 UGAのあの売り文句は伊達ではなく、気まぐれで検索をかけてみた曲が実際に配信されていて驚いたりした。真っ先に検索をかけたのは子門真人の曲だったのだが、今日日「スターウォーズのテーマ~カンテナバンド」(この曲のカラオケによる著作権収入はちゃんとジョン・ウィリアムスにも入るのだろうか?)なんかが配信されていても驚くには値しないが、検索結果の中に「青春ラジメニアの歌」を見つけたときにはさすがに我が目を疑った。

 かくのごとく下準備を万端に整えて、まずは病院へ。たまたま主治医の先生がいないとのことだったので処方箋だけ受け取って、今度は薬局へ。いつもと同じ処方のためか、大して待たされずに薬が出てきた。待機してもらっていた弟と落ち合って「さあ、歌うど!」と隣にあるカラオケ屋に入ったまではよかったのだが……。

 非情にも受付のお姉さんの第一声は「ご予約はされてますか?」であった。週末とはいえ平日の14時過ぎだというのに満室だというのである。しかも部屋が空くまで1時間半もかかるという。そしてこのカラオケ屋の周辺でそれだけの時間をつぶせるような場所はない。となると、おとなしく退散する以外の選択肢は考えられず、おれたちはいつかのリターンマッチを心に誓って店を後にした。

 帰りの車中では、おれが持ち込んだ伊福部昭のマーチ集が空しく響いていた。

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