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2005.07.30

水金地火木土天海冥、その次は?

 昔のSF物なんかでは地球が属する太陽系に10個以上の惑星がある設定の作品があったりしたものだが(最多は「銀河疾風サスライガー」の50個か?)、実際に10番目の惑星が見つかった(asahi.com)となると、これはやはりニュースだ。なにせ冥王星発見から75年間も大きな天体は見つかっていなかったというのだから。

 晴れて「太陽系第10惑星」と認定されれば、おそらくは冥王星までの慣例に倣ってギリシア神話から命名されるのであろうが(「ヤマト」に出てきたときには「第10番惑星」という味気ないネーミングだったっけ)、さてどんな名前が付くのやら。何年か後には「おれたちは太陽系の惑星を『水金地火木土天海冥』って憶えさせられてたんだぜ」なんてのが話のネタになったりするのだろうか。

 それにしても、記事の結びにある、

惑星の定義はあいまいで、冥王星を惑星と呼ぶことにも異論がある。

 ……という一文にはちょっと驚いた。天文学の歴史がどれくらいのものなのか知らないが、いまだに「惑星」の明確な定義がないとは。あまつさえ冥王星は惑星ではないかも知れないとは。これを契機に国際天文学連合できっちり定義付けしたらいいのでは? こういうことでもないと「この際『惑星』の定義をはっきりさせよう」なんて気にはならないだろうから。

 余談になるが、関連情報としてリンクが張られていた「最小の太陽系外惑星を発見 「地球型」の可能性」という記事にはいささか拍子抜けした。「地球型」なんていうから、てっきり他の恒星系に可住惑星が見つかったのかと思ってしまったではないか(それだったら「太陽系第10惑星発見」どころの騒ぎではなくなるだろうが)。組成成分が岩石のものを「地球型」、ガス状のものを「木星型」っていうのね、やれやれ。

追記:asahi.comの記事では詳しく触れられていなかった「冥王星を惑星と呼ぶことにも異論がある」のゴタゴタについてはSankei Webが記事にしていた。この分では惑星として認定されるかどうかも怪しいなあ。

2006年8月16日追記:どうやら国際天文学連合は惑星の定義づけに腰を上げたようだ。関連する記事をこちらに書いたので参考まで。

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