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2005.08.10

「ゲームは1日1時間!」

 1980年代半ばの異常とも言えるファミコンブームのさなかで、ハドソンの高橋利幸氏(俗に言う「高橋名人」)はTVの前のよい子のみんなに「ゲームは1日1時間!」と啓蒙していたものである。やがて時代は移ろい、ゲーム人気は一過性のブームではなくなった。パソコンが普及し、どの家庭でもインターネットの常時接続が当たり前になってくると、今度はネットを舞台にしたオンラインゲームが台頭してきた。こうなると、いよいよゲームのプレイ時間は「1日1時間」なんかでは済まなくなってくる。

 そんな時代ゆえとも言える事件が韓国で起きた(ITmediaニュース)。場所こそ自宅ではなくネットカフェではあるが。それにしたって、「ほぼ50時間連続でコンピュータゲームを続けた」というのは尋常ではない。記事には死亡した男性(記事によるとリー氏)の様子についての記述がある。

 リー氏は8月3日、コンピュータディスプレイの前に座ってオンラインゲームを始めた。それから3日間、席を離れたのはトイレに行く時と簡易ベッドで短い仮眠を取る時だけだったという。

 なにもそこまで入れ込まなくたって……と言いたくなるが、もっと理解に苦しむのは事件に至る前のリー氏の行動である。

 日刊紙JoongAng Ilboが元同僚とインターネットカフェの従業員に取材して報じたところでは、リー氏はゲームに費やす時間を増やすため、最近仕事を辞めたばかりだった。

 いくらなんでも、これはやり過ぎだ。趣味に没頭したいからと言って仕事を辞めてしまったら、その趣味に費やす金はどうやって捻出するつもりだったのだろう。もし路上強盗でもやらかしたりしたら、ほとんどヤク中の犯罪者と同次元である。まあ記事を読む限りでは、リー氏にとってのオンラインゲームは麻薬に等しいものだったようであるが。

 ゲームやめますか、それとも人間やめますか。

 思わずそんなフレーズが頭をよぎってしまった事件である。ゲームに疲れたら、おとなしくハードの電源を落として休むくらいの自制心は持ち合わせておきたいものだ。

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