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2005.08.16

日本中が揺れた日

 最初の揺れは下から突き上げるような、「ドスン」という表現がぴったりのものだった。「ゴジラVSビオランテ」の見過ぎで、地震を感じると思わず三田村邦彦風に「地震…?」とつぶやいてしまうのだが、その後に続く横揺れは「あのう、ちょっと長すぎるんじゃないでしょうか…」と言いたくなるくらい長かった。これはどこかでもっと大きいのがあったな、と思ったら案の定、宮城県南部で震度6弱という激しい揺れを観測していた。

 我が家のあたりでは震度4ということだったが、久慈川を挟んで北にある日立市では震度5弱を観測したというし、地震を感知した位置を示した地図を見てみると、北は北海道から南は中国・四国地方までが有感地震を観測していたというから驚きである。ほとんど日本が物理的に揺れたと言っても過言ではないかも知れない。

 以前にも、このブログで「この頃地震が多い」などと言っていたのだが、最近も弱い地震が頻発しているように思う。「一度日本海溝の底を調査した方がいいのではないか?」などと半ば本気で考えてしまう。

 作家の故・鷺沢萠が以前アメリカを訪れたときにレジのおばさんに「どこから来たの?」と訊かれ、「日本からです」と答えたらこんな会話が展開された(10月12日付けを参照)という。

「日本!一度行ってみたいと思ってるのよ!」
なので答えておきました。
「ええ、沈む前にぜひ一度」
おばさん、瞬間黙ったのち、大爆笑。ははは。

 この会話が交わされたのは2000年10月のことであるが、なんだかシャレになっていないような気がする今日この頃である。こんな現状で「日本沈没」の再映画化が進行中であるが、「縁起でもない」などと余計なことを言われたりしないか心配だ。

 ともあれ、今回の地震で死者が出なかったのは不幸中の幸いかも知れない。天井が崩落した仙台の屋内プールに関しては今後大いにもめそうであるが。

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