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2005.08.01

落ちる雷

 「雷は高いところに落ちる」という思い込みがあると海面への落雷はないように思えるが、実際には海のど真ん中にも雷は落ちる。以前関東各地で雷が観測された日にTVの気象情報を見ていたら、海上への落雷が意外に多くて驚いた覚えがある。海上への落雷というのはどうやって観測しているのだろうと思ったら、東京・新潟・福島の3ヶ所にある雷レーダーの他に、落雷位置標定システムというものがあって、落雷時に発生する電波を全国6ヶ所にある受信局で受け、各受信局への電波の到達時間差から落雷位置を特定しているとか。

 「雷は電気である」ことをベンジャミン・フランクリンが1752年に雷雨の中で凧揚げをして実証したのは有名な話(真似して感電死した人もいたそうだから、よい子は真似しないように)。また、「水は電気を通しやすい」ということも有名なのではなかろうか。となれば、水遊びをしているときに雷が鳴り出したらどうするか? 答えは当然「一刻も早く水から出る」だ。

 ……などと、長い前置きをしたところでこのニュース(YOMIURI ONLINE)である。この記事で重体と報じられていたうち1人は1日午後に亡くなっている。記事では監視員がいつ頃から遊泳客の誘導を始めたか触れられていないが、もし雷雨になってからであったとしたら、これは遅い。雷雨になる以前に雷注意報が発令されていたのだから、空がゴロゴロ言いだした時点で避難させるべきだったのではないだろうか。今後どうなるか分からないが、監視員たちは監督責任を問われる可能性があるかも知れない。

 「アシモフの雑学コレクション」(編訳・星新一)には、雷にまつわる次のような雑学が紹介されている。

常に地球のどこかで、二千近い雷雨があり、落雷は毎秒百個の割。

雷は、二度目も同じ場所に落ちやすい。電気抵抗の最も少ないルートを選ぶのだ。

アメリカでの自然災害による死者は、落雷によるものが一番多い。毎年、平均四百人が死に、千人が負傷している。

 日頃考えている以上に雷というのは起こりやすい自然現象であるようだ。くわばらくわばら。

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