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2005.08.20

朝までガンダムをやる意味は?

 昨夜から今朝にかけて、NHKのBS2が「まるごとガンダム」と銘打って、ファーストガンダムの劇場版3部作を小休止的番組を挟みながら一挙に放送した。差し当たり「前座」に相当するであろう番組だけ見てみたが、「なんだこりゃ?」というのが正直な感想である。

  • オペラ歌手の錦織健に「永遠にアムロ」を歌わせる。
  • 外見的には「戦闘メカ・ザブングル」に出てくるウォーカーマシンみたいな有人2足歩行ロボットをモビルスーツと言って紹介する。
  • アムロ役の声優である古谷徹にアムロの格好までさせておいて、その隣にはファーストガンダムとは何の関係もないストライクガンダムの着ぐるみを立たせる。
  • 変な声の女性講談師に視聴者からのメールを読ませる。
  • 70代後半の紙切り芸人の爺さまに、その場でシャアの切り絵を作らせる。
  • そんな脈絡のない企画の合間に4人のガンダムファンに「プレゼンテーション」と称して以降の番組の宣伝をさせる(4番目に出てきて大真面目にニュータイプについて論じていた脳科学者のおっさんは自分の脳を調べてもらった方がいいと思う)。

 ……いったいどんな層を視聴対象に想定していたのだろう。当時のファンが馬鹿正直に朝まで眠気と戦いながら見ていたとは思えない。おそらくは録画しておいて自分の都合のいい時間に見ることだろう。かと言って「ガンダムSEED」でガンダムを知った層(劇場版の「Ζガンダム」を「SEED」のパクリ呼ばわりした不見識者もいるらしい。お寒いご時世である)が、今更ファーストガンダムをお勉強しようとも考えないだろう。

 「前座番組」の終わりに、司会者が出演者に「あなたにとって劇場版ガンダムとは何ですか?」といった独創性のない質問をしていたが、おれならこう答えるだろう。「ここで万事終わりにしておけばよかったのに」と。

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