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2005.12.13

THE A-TEAM Returns!

「ベトナムで鳴らした俺たち特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に潜った。しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。筋さえ通りゃ金次第で何でもやってのける命知らず、不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、俺たち特攻野郎Aチーム!」

 ……この羽佐間道夫氏の名ナレーションで始まる「特攻野郎Aチーム」(Wikipedia)が、土曜日の午後にテレビ朝日で放映されていたのはおれが高校生の頃だから、かれこれ四半世紀は前になる。学校帰りに友達を誘って見たこともちょくちょくあった。

 その「Aチーム」が、テレビ東京の昼の時間帯に帰ってきた。このところ、昼のニュースを見ながら昼食を取ったところでやおらチャンネルを変えるのが習慣化している。聞くところによると、かの「パワーレンジャー」が出てくるまで「Aチーム」はアメリカの子供たちに絶大な人気を博していたらしい(正直なところ、Aチームが政府のイヌに成り下がってしまった第5シーズンは例外だと思うが…)。

 高校時代のおれが見始めたのは第2シーズンあたりからだと思われるので、初めて見る第1シーズンの展開は非常に新鮮に映る。常に相手の一手先を読むハンニバルの機転、飛行機嫌いのコングをムリヤリ飛行機に乗せる方法(怖いもの知らずを具現化したようなミスター・Tが、とにかく飛行機を嫌がるアンバランスさがおかしい)、そしてなによりもレギュラー陣の軽妙な会話。嫌なニュースばかりが続く今のご時世だからなのか、典型的な勧善懲悪の展開はなんとも気持ちいい。銃は派手に撃ちまくるけど悪党でも殺さないし。

 「Aチーム」がアメリカで放映されたのは1983年からであるが、その時代にもベトナム戦争が影を落としているのが興味深い(同時期に放映されていた「エアーウルフ」も同様)。アメリカ軍がベトナムから兵を引いたのは1973年のことだから、アメリカ人にとってベトナム戦争は共通の暗い記憶なのだろう。日本人にとっての太平洋戦争のようなものか。

 今の「Aチーム」が終わったら、次は「エアーウルフ」あたりをやってくれないかなあ。

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