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2006.01.29

虚礼廃止論

 約半月後にやってくるチョコレート業界の陰謀の話ではない(あれもいらんとは思うが)。

 最近問題視されるものの言い方として、ファミレスなどで使われる「こちらハンバーグになります」とか「2000円からお預かりします」というやつがある。これらもたしかに気にはなるのだが、おれが気になって仕方ないのは店員の口から発せられる「誠意のまったくこもってないあいさつ」である。

 「いらっしゃいませこんにちはー」とか「ありがとうございましたまたご利用くださーい」というあれ。口調が平板で間に読点が入らないのも特徴だが、どうにも気に食わないのは「それを口にしている店員が客の方を見ていない」ということだ。コンビニで陳列棚の整理をしながら「いらっしゃいませこんにちはー」。ビデオレンタルもやってる複合型書店で奥のレジの伝票整理をしている店員が「ありがとうございましたまたご利用くださーい」。どちらも客の方なんて見ていない。

 「客に向かって声をかける」からこそ、こうした言葉はあいさつになる。あさっての方向を向いている店員から「ありがとうございました」なんて言われても、客であるこちらには感謝の気持ちなんて伝わってこない。この種のあいさつは客と店員がアイコンタクトできる場合だけで十分ではなかろうか。もし店側が「とりあえず声だけ出しておけばいい」と考えているのだとしたら再考していただきたい。ああいうのはあいさつなんかじゃない。虚礼というのである。それをサービスだというのなら、そんなサービスはいらない。

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