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2006.03.13

スーパーでワイドビューな特急列車

 今日の読売新聞朝刊の「編集手帳」が鉄道に関するものだったので、思わず見入った。文章の方向は消滅へ向かう「急行列車」への郷愁なのか、現在の列車名に対する苦言なのかよく分からないが(人の文章をとやかく言えるようなブログを書いてはいないのだが)、思わずうなずいてしまう箇所は多い。

今や、JRの急行は風前のともしびだ。18日のダイヤ改正では、名古屋―奈良を結ぶ急行「かすが」が姿を消す。臨時急行を除くと、残るのは東京―大阪間の寝台急行「銀河」など6種類に過ぎない

 18日のダイヤ改正以降に生き残るJRの急行列車のうち、昼間に運行されるのは「つやま」(岡山-津山間)と「みよし」(三次-広島間)の2種類だけで、あとの4種類は夜行列車である。逆に特急列車は数こそ100種以上あるものの、夜行の数がどんどん減っており、絶滅危惧種と化している。

 今朝の「編集手帳」の結びはこうなっている――

最近は「スーパー」「ワイドビュー」などのカタカナを冠した特急が、やたら目につく。せめて名称ぐらいは、旅情を楽しめるものにできないものだろうか。

 その種の名称に先鞭を付けたのは、常磐線を走る「スーパーひたち」である。もちろんおれが命名したわけではないが、なんだか申し訳ないような、肩身の狭いような思いがする。JRが新型特急の愛称を公募したとき、「スーパーひたち」は5位だったと記憶している(ちなみに1位は「つくば」だった)。それまでにないデザインの列車だったので、当時は至極当然のように受け入れていたのだが、後発で「スーパー○○」がぼこぼこ出てくると正直げんなりする。

 旅情を楽しめない列車名で、個人的に最悪だと思うのは北陸本線を走る「サンダーバード」。もともと大阪から金沢方面へ向かう「雷鳥」があるだけに、デビューしたときには「直訳しただろ! なんでも英語にすればカッコいいと勘違いしてるだろ、おまえら!」という怒りが湧いたものである(特別天然記念物のライチョウとThunderbirdはまったくの別物)。

 東北新幹線が八戸まで延伸されたときに運転を開始した「はやて」もどうかと思う。この名前ではどこに連れて行かれる列車なのか分かりゃしない。最有力だと思っていた「みちのく」は、新青森開業まで温存するつもりなのかもしれないが。

 かといって「九州横断特急」という、あまりにもストレートすぎて無味乾燥きわまりない名称も「もうちょっと気の利いた名前は思いつかなかったの?」という気はする。

 JR各社の皆様、列車の名前には気を配ってください。一鉄道ファンからのお願いです。

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