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2006.03.06

消えゆく国鉄の残照

 ふと気が付いたら、JRのダイヤ改正まで2週間を切っていた。今回の改正でなにかと話題になっているのは「客車出雲」の廃止であろうか。これには一度だけだが乗ったことがある。出張で兵庫県の和田山に行った帰りに無理をして乗ったのであるが、このとき乗っておいてよかったとつくづく思っている。DD51機関車の先頭に誇らしげに掲げられたヘッドマークが印象的だった。近年列車はどんどん個性的になっているが、トレインマークがない新造列車が少なくないのはいささか寂しい。この種の列車の廃止となると、鉄道ファンの皮をかぶった盗っ人が出没しかねない。ヘッドマークの管理はくれぐれも厳重に願いたい。

 さらに首都圏から103系電車と113系電車が首都圏から姿を消す(YOMIURI ONLINE)。幼少期に東京方面に出かけたときに、日暮里の手前から並行して走るウグイス色やスカイブルー一色で塗られた見慣れない電車は新鮮に映ったものである(それ以前に取手から並行する路線があるけど)。一言で表現すると、「都会の電車だなあ」。当時の常磐線普通電車はローズピンクにアイボリーの帯が入った車両が使われていたから、余計にそう感じた。

 緑とオレンジの、いわゆる湘南色の113系電車には乗った記憶がない。同じようなカラーリングの115系電車は上野駅でいくらでも見られたので色に対する愛着みたいなものはあるが、車両自体に対する愛着は、正直なところない。SUPER BELL''Zの『MOTOR MAN 京浜急行 VVVF』の中で「只今 隣りを走ります緑とオレンジの電車をかわして この電車が先頭に躍り出ております」というフレーズも通用するのは17日まで。そういう意味では妙な寂しさはある。

 そうして新しい車両が出てくると、決まって車内放送が自動放送に切り替わっていくのがまた寂しい。「次は○○、○○でございます」は車掌の口から発せられてほしいと思うのは、利用者のわがままだろうか。

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