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2006.03.19

国際大会なのに

 この記事を書いている時点で、現在進行形でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝・日本-韓国戦が行われている。マスコミはしきりに騒ぎ立てているが、おれ個人はかなりしらけた目でそれらの報道を見ている。なんなんだ、このお粗末きわまりない「なんちゃって国際大会」は。

 そもそも開催に至るまでの道のりからして不純である。「ステイツのベースボールは世界一なのだ」というアメリカの驕りがむきだしだ。WBCをネタとして取り上げるに当たってWikipediaの記事を読んでみたのだが、課題だらけであることに気付かされる。

  • 曲がりなりも「世界一」を決める大会なのに、なんでピッチャーに投球制限が課せられるのか?
  • なぜ1次予選リーグの組み合わせは抽選ではなく主催者側の一存で勝手に決められたのか?
  • 国際大会を標榜しておきながら、審判32人のうち22人がアメリカ人なのはなぜなのか?
  • あまつさえアメリカ戦のジャッジにまでそのアメリカ人の審判が参加しているのなぜなのか? ボクシングでもサッカーでも第三国の審判がジャッジするのが当然なのに。

 案の定、アメリカ戦で同じ審判が2度もあからさまなアメリカ寄りの判定をして問題視されている。スポーツマンシップにもとるとしか言いようがない。「マイナーリーグの審判を使っているから」という声もあるようだが、メジャー所属だろうがマイナー所属だろうが、公正なジャッジの下せない審判に試合を仕切る資格はない。

 審判を抱き込んで(?)まで行われたメキシコ戦でアメリカは敗退し、日本が準決勝に駒を進めたのだが、「よくやってくれたメキシコ! がんばれニッポン!」という論調の影で、おれは「ざまあみやがれアメリカ」と思っている。

 第2回大会は2009年の開催予定だそうだが、言い出しっぺのアメリカがどんなわがままを言い出すのか、いささか意地の悪い楽しみがある。「アメリカが決勝に進めないような国際大会ならもうやらない」とか、「もっとアメリカが決勝に進みやすいシステムに改悪する」とか、「1次予選はアイスホッケー、2次予選はサッカーで行う」というワケの分からないことを言い出すのではあるまいか。

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