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2006.04.02

「青ベル」再読

 現在のところ、Wikipediaには「青の騎士ベルゼルガ物語」の記事がない。本家「ボトムズ」の方はこれでもかといわんばかりに充実しているのだが、派生作品に関してはほとんど記事が作られていなかった。「ないんだったら作ればいいじゃん」というわけで、「機甲猟兵メロウリンク」と「赫奕たる異端」についてはおれが起稿した(関係スタッフで記事がなかったものも数人分を起稿)。さしあたり残るは自分のハンドルの元ネタでもある「青ベル」なのだが、記憶に任せて記事を起こすわけにもいかないので、ひさしぶりに全4巻を通読してみた。

 なんだ、これは?

 ハンドルの大元になった第1巻から第2巻まではいいのだが、やはりそこから先がいけない。特に完結巻の『絶叫の騎士』、初版発行時からずっと思っていることだが、あの展開はやりすぎだ。「ひさしを貸して母屋を取られる」という言葉があるが、これを地でいく展開である。極端に喩えるなら、雨宿りのために軒下に入れてもらったやつが、「好きにしていていいですよ」と言われた途端にその家をぶち壊してしまうようなものであろうか。

 今回読んだのは1997年に発行された新装版の方なのだが、新装版刊行に際して、作者のはまさのりは何をしたのであろうか? 表記のブレがほったらかしになっていたり、『絶叫の騎士』で主人公のケイン・マクドガルの人格が変わっているように思える(それ以前であればしないような口の利き方をしている)のもそのままである。なるほど、「改訂版」じゃなくて「新装版」というのはそういうことなのね、と納得せざるを得なくなった。

 はたして、ぶるないは本当に「青ベル」の記事を起こすのか? それはワイズマンのみぞ知るところである。これの記事を書こうと思ったら「兇兵器ヴァン・ヴィール」も読み返さないとなあ。前途は多難だ。

追記:その後4月28日に「青ベル」の記事が起こされたが、その作業を行ったのはおれではない。こちらでも事前に用意していた文言を追記していってはいるが。

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