退院後の経過報告・その1
昨日の記事で触れたとおり、上半身を起こした状態が持続できない。昨夜は首が痛いのを我慢しながらテレビを見ていたら、耳にまで異常が起こりだした。音が籠もったように聞こえるようになり、ひどいときには耳鳴りまでする。うわー、おれの体はどうなってしまったんだ?
そのへんの疑問も持ちつつ、今日は退院後初めての診察に出かけた。おれは免許を持っていないので(持っていたとしても車など運転できる状態ではないが)親の車で出向いたのだが、普通に座っていることなどできようはずもなく、シートを目一杯倒した状態で、さらに首の下にタオルを突っ込んでいた。待合室でも、しんどくなって横になることがしばしばあった。そういった状況で待たされるのは、正直なところかなり苦痛である。次回以降は出かける時間をもう少し考えよう。
ようやく診察の順番が回ってきて、I先生に状況を話すと、どうやら髄液の流量を調節するバルブの設定に問題があるらしい。これには個人差があるのでトライアンドエラーの繰り返しになると言う。前回の調整では120から140にしたのだが、そのバルブの圧をまた少し上げて150にしてみるとのこと。以前にも触れたように、この作業自体にはさほど時間はかからない。胸部にあるバルブの位置を確認して、体の上から機器でちょこっと操作してやるだけのことだ。
前回の調整ではけっこう劇的に体に変化があったが、今回は「ホントにやりました?」と訊きたくなるくらい実感がない。設定変更後は24時間経過を見なければならないが、これを書いている時点では昨日までと体調にはほとんど変化がないように思える。
次にI先生が外来を受け持つのは週明けの23日になる。この日までに好転が見られなければ、再度設定変更をお願いしに参上しなければならない(問題がなければ次回の診察は2週間後)。「手術しました、はい、おしまい」とならないところがなんとももどかしい。
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コメント
うーむ・・・なかなか難しい経過ですなあ・・・。
よくよく考えたらGの母は脳外科・脳神経外科が専門の
看護婦ですから聞いてみてみいいもかも知れないなあ・・・。
でも、水頭症って母の守備範囲なのかが不明ですが。
投稿: gun_gun_G | 2006.05.23 20:59
次の記事でも触れましたが、あまり容態は好転しておりません。ご心配をおかけしております。
首が痛いのも困るんですが、聴覚の異常のせいで音楽が楽しめないのがどうにも困ります(これはむしろ耳鼻科の方が専門かも)。
おれが手術を受けた病院では、昨年1年間で24件の水頭症の手術を行ったそうですから、脳神経外科では割とよくある手術なのでしょう。もっとも、医師と看護婦では病気に対する知識に差があるでしょうから、ご母堂に訊いても「よく分からん」という回答が返ってくるかも知れません。
投稿: ぶるない | 2006.05.23 22:42