退院後の経過報告・その3
術後1ヶ月経過の様子見と、先日の「つうこんのいちげき」の診断結果を聞くために病院へ行ってきた。
診察室に通されるなり、目に入ってきたのは先日撮った脳の血管の写真であった。ずらっと並んだ写真を見て、内心で「おいおい、ずいぶんフィルム使ったんじゃねえのか?」と思ったのはナイショである(当然フィルムの使用量は診療費に跳ね返る)。造影立体CT検査の結果は「異常なし」。ふう。
その後は現状を訊かれる。「頭の中で低い音が断続的にぶんぶんいっている」こと、「なんだかよう分からんが背中のあたりが痛い」ことなどを伝える。そこで、腰のあたりのX線とCTを撮ることとなった。なんの因果で「脳外科で腰のX線写真」を撮らねばならんのか。CTは術後の経過を見るためと思われる。
腰は一部の間隔が狭まっているために痛みがあるのであろうとのこと。脳室は術後順調に通常の大きさになりつつあるという。というわけで、痛み止めの薬と湿布を処方するということ、毎度おなじみのバルブ圧調整で現在の150から170に上げるとのこと、2週間後にまたまたCTを撮ること、以上が申し渡された。
いろいろと検査をしなければならないとはいえ、診察室→レントゲン室→CT室→診察室(2度目)→レントゲン室(さっきとは別の部屋)と、あちこちの部屋に行かなければならないのはさすがに面倒ではあった。
その後の薬代を含めると前回の検査時よりもさらに費用がかかったが、これは予想の範囲内だったのでダメージは小さくて済んだ。次回はまた2週間後である。
それにしても、「頭の中で低い音が断続的にぶんぶんいっている」のは耳鼻科の守備範囲なのだろうか? バルブ圧調整の後も止まらないんだが。できれば耳鼻科には行きたくないなあ。
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コメント
どもっ。(^^)
異常なしの診断が出て良かったですね。(^^) フィルム代は高いけど致し方ないです、これも今後健康な生活を送るため。私もあちこちガタが来ているのがわかりますが、これからは体と上手く(騙し騙し)付き合っていくしかありません。あちこちの白髪(というか白毛)はともかくとして(笑)。
投稿: 狩人 | 2006.06.08 21:40
脳動脈瘤の可能性を提示されたときにはホントにビビりました。実際に現在通っている病院でも昨年1年の間に100件を越す脳動脈瘤の手術が行われたようですが、ついこないだ手術したばかりの身なのに、また全身麻酔だのICUだのは勘弁してもらいたかったのでホッとしました。
丸坊主にされてからひと月が経過し、髪もだいぶ伸びてきたのですが、いわゆる「ごま塩頭」になってきているのが目下のところの悩みの種です。早く手術前の長さまで戻らんかなあ。
投稿: ぶるない | 2006.06.08 22:20