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2006.08.29

胡散臭いチャリティーマラソン

 あらかじめ明言しておくと、おれは「24時間テレビ」が嫌いである。「サライ」以前に使われていた、大野雄二作曲のテーマ曲は好きなのだが。1992年から始まった、胡散臭さ漂うチャリティーマラソンというやつがどうにも気に入らない。

 第1の理由。「視聴者を感動させよう」という製作者側の安易な意図が露骨に透けて見えること。

 第2の理由。近年の傾向として、「長距離走の経験があったとは思えない人物がランナーを務める」こと。Wikipediaやこちらのブログに過去のランナーが列挙されているが、1回目から4回目まで走った間寛平はともかく、2001年以降の人選は理解に苦しむ。今年はアンガールズが走ることが発表されたのが8月7日。STVのサイトによるとトレーニングはその1ヶ月前から始めたとのことだが、それを含めても本番まで2ヶ月弱で「夜通しで100キロを走る」ことが可能になるほど、長距離走というのは簡単なものなのだろうか?

 第3の理由。第2の理由と関連するが、「本当に公表されている距離を自分の足で完走しているのか疑わしい」こと。もっと身も蓋もない言い方をするなら「コースを公表していないことをいいことにズルしてるんじゃないの?」と。今年は沿道で応援していた女性をスタッフが怒鳴りつけたことからネット上で騒ぎになり、他のマスコミも騒いでいる。8月29日付のZAKZAKの記事の中にはこうある。

 “恫喝”現場近くに住む無職女性(79)は「普段は午後5時すぎに通過するが、今年は4時すぎ。すごくペースが速かった。去年の丸山弁護士は疲れて歩いていたのに2人は元気だった」と、武道館まで18.55キロという終盤で例年を1時間も上回るハイペースだったと証言する。一方、2人は8時43分と、いつもの“お決まり”の時間に武道館でゴールした。

 記者の書きように悪意がないとは言わないが、ズルが行われていることの状況証拠くらいにはなるのではなかろうか。

 ま、おれのように見てもいない外野がいくら騒いだところで、けったくそ悪いチャリティーマラソンは来年も行われるのだろう。どうせ見る気はないし、番組にびた一文募金してやる気もないので、「やるならどうぞご勝手に」という程度の感想しかないのだが。

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