Vista発売前夜
今朝のニュースを見ていて「あぁ、そういや明日だっけ、発売」くらいにしか思っていなかったWindows Vista。別段今使っているXPに不満はないし、むしろVistaで動かないフリーソフトが意外に多いのは大きなデメリットだ。そんなわけで、新しいOSが発売されるからと言っても導入するつもりは目下のところない。XPのサポートも2014年4月まで行われることが決まったし、そんなに買い急ぐ必要性も感じていない。
マイクロソフトには独裁を連想させるイメージがあるのか、ルーマニアではこんなジョークのネタにされている(「世界の紛争地ジョーク集」より)。
ビル・ゲイツ率いるマイクロソフトが新しく自動車業界に進出することになった。しかし、できあがった車は以下のようなものだった。
- 特に理由がなくても二日に一度は突然動かなくなる
- 高速道路ではそれが特に顕著である
- こうした場合、最悪のケースとしてはエンジンを総取り替えしなければならない
- ユーザーは新しい道ができるとそのたびに、新しい車に買い替えなければならない
どこの国でも、マイクロソフト製のOSの印象というやつはこういうものなのかもしれない。
そんな評価はお構いなしに、恒例と化した午前0時の発売開始イベントは行われる。asahi.comより。
ビスタは30日、全世界で同時に店頭発売されるが、時差の関係で、日米欧の主要市場では日本が一番早い販売となる。ヨドバシカメラの秋葉原店「マルチメディアAkiba」(東京都千代田区)とビックカメラ有楽町店本館(同)が女性タレントらを招き、販売開始へのカウントダウンを行う。東京・秋葉原では、ヨドバシのほかに九十九電機(同)などが深夜販売を計画しており、電気街はビスタ登場に沸き返る。(時事)
XPのサポート延長が発表されたのは24日のことだから、仮に店側が「こりゃイベントになるほど客は集まらんぞ」と思っても手遅れである。少なくとも「沸き返る」ような大騒ぎにはならないであろうことは容易に想像が付く。文字通りの寒い夜になってもおれの知ったことではない。どうせ他人事だし。
追記:トラックバックを頂戴して、20時30分現在のビックカメラ有楽町店前の画像を拝見した。見事なまでに閑古鳥が鳴いている模様。やっぱりねえ…。
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