最後の昼食はチキンラーメン
インスタントラーメンの産みの親であり、日清食品の創業者でもある安藤百福氏が5日に亡くなった。享年96。半月ほど前に「所さんの目がテン!」でカップラーメンが取り上げられたのを見たばかりだったので、少なからず驚いた。読売新聞朝刊が1面で訃報を報じていたのにはもっと驚いたが。
世界最初のインスタントラーメンであるチキンラーメンの発売は1958年、カップラーメンの始祖であるカップヌードルは1971年の発売であるから、おれが物心ついた頃にはすでにカップヌードルがインスタントラーメンの主流になっていた。生前の安藤氏は毎日チキンラーメンを食べていたそうだが、おれ個人がチキンラーメンを食べた回数はカップヌードルのそれと比べると格段に少ない。
なにかと「体に悪い」とやり玉に挙げられることの多いインスタントラーメンであるが、安藤氏の大往生という実例がその反証たり得るのではないかとも思ってしまう。もっとも安藤氏は週に一度のゴルフも楽しんでいたというから、全面的に擁護できるわけでもないのだが。
ともあれ、ごちそうさまでした、安藤さん。そしてこれからも「いただきます」。
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