« THE ETERNAL SECOND | トップページ | なにやってんだ高野連 »

2007.05.09

ひさしぶりに万年筆を使う

 同人誌の通販を依頼しようと便箋を買い求めたところ、思いのほか格調の高そうなものを選んでしまい、それを見ているうちに「この便箋にはボールペンはふさわしくないのではないか?」との考えが頭をよぎった。たかだか通販の申し込みくらいでそこまで気にするこたぁないじゃないか、とも思うのだが、ボールペンで書くと筆圧の関係で下の紙までへこんでしまう可能性もある。これはどうにもカッコ悪い。てなわけで「ここは万年筆だ!」との結論に至った。

 かくして引き出しで長い眠りに就いていた2本の万年筆のうち、1本に日の目が当たることとなった。1本は中学の入学祝いに伯母からプレゼントされたセーラー製のもの、もう1本はそれより安めのパイロット製のもの(これは自分で買った)。若干迷ったが、前者を使うことにした。こちらの方が使っていなかった期間が長いからである。

 まず軸をはずしてインクカートリッジを交換。もう何年も使っていなかったので、インクはとっくになくなっている。それからインクが出てくるまで何度となく試し書きする。インクがペン先に届くようになると、ガリガリと紙をひっかいていたような感覚がなくなって、しばらく忘れていた滑らかな書き味が戻ってきた。

 今でこそメールやブログへのコメントなどで用を済ませてしまうせいで手書きをする機会もすっかり減ったが、自分でも驚くくらいおれの手はちゃんと字を憶えていた。万年筆というのはこんなにも書いていて気持ちのいい筆記具だったのかと認識を新たにした次第である。だから思わずブログのネタにしてしまうのであった。たまには万年筆にも活躍の場を与えてやろうっと。

|

« THE ETERNAL SECOND | トップページ | なにやってんだ高野連 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
 >万年筆というのはこんなにも書いていて気持ちのいい筆記具だったのか

同感です。万年筆で書くと、自己満足だとはいえ(^^;文字の綺麗さが三割くらい上がるような気がします。
お気に入りのオーダー万年筆の蓋を落として欠けさせてしまって以来、仕事にはノック式のキャップレス万年筆を使っています。

投稿: ぱやん | 2007.05.10 12:56

実際に万年筆で書いていて思ったのですが、知らず知らずのうちに字の「止め」とか「はらい」とかに気を遣っているんですよ。ボールペンで書いているときには気にもしないのに。自分で書いた字が綺麗に感じられるのは、そのへんに理由があるのかもしれません。
あとは「万年筆」という単語からにじみ出る高級感と言いますか、そんな感じのものが指先に宿るのかなあ、とか思ったりします。値段は同じでも、万年筆とボールペンでは書くときの心構えが変わったりしませんか?

投稿: ぶるない | 2007.05.10 13:44

こんにちは、かみなり屋です。
通りすがりなんですが書き込んじゃいます。
万年筆が復活して良かったですね。
これからもぜひ愛用して下さい。
http://kaminariya.blog95.fc2.com/

投稿: かみなり屋 | 2007.07.03 10:53

かみなり屋さん、いらっしゃいませ。
記事を書いて2ヶ月弱、あれから万年筆は使う機会がなく、引き出しの中で出番を待っている状態です。まだインクはちゃんと出るようですが。
機会さえあればいくらでも使うんですけどねえ…。

投稿: ぶるない | 2007.07.03 13:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75931/15014544

この記事へのトラックバック一覧です: ひさしぶりに万年筆を使う:

« THE ETERNAL SECOND | トップページ | なにやってんだ高野連 »