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2007.07.17

かな書きの功罪

 台風と地震のダブルパンチの陰に隠れてしまった気もするが、参議院選挙運動の真っ最中である。当然のことながら我が家の近くにもポスターが掲示されている。おれの住んでいる県の選挙区では6人が立候補しているのだが、選管の立てた掲示板を見てみると、全員が名前のどこかをかな書きしている。うち1人は苗字も名前も両方ひらがな表記である。それは漫画家のペンネームか。

 候補者側としては「有権者に親近感を持ってほしい」とか「名前を憶えてもらいたい」みたいなもっともらしい理由があるのだろうが、個人的にはこの傾向は嫌いである。有権者は議員になる人物に「あんたに任せた」と票を投じる。その人物の名前くらい漢字で書けなくてどうするのだ。どうせ多少うろ覚えでも、投票用紙に記入するコーナーに行けば「この人たちが立候補してます。他の名前書いちゃダメですよ」と、目の前に立候補者一覧が貼られているではないか。

 だいたいかな書きは漢字で書いたものと比べると、間が抜けて見える(当ブログのタイトルがいい見本だと思う)から困る。いわゆる平成の大合併でかな書きの地方自治体がどっと増えたが、意味もなくかな表記にしているところは何を考えているのだろう。「難読である」とか「漢字で書くと画数が多く、縮小すると字が潰れてしまう」とかならまだ納得もできる。小学生でも読み書きできる地名をわざわざかな表記する発想をおれは理解できない。Wikipediaを眺めていると、逆に漢字を濫用する例が目について、これはこれで閉口するのだが。

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