水郡線に乗りに行く
現在水郡線で運用されているキハ110系気動車がもうすぐ他線区へ転出されるということで、今月26日まで記念ヘッドマークを付けた列車が水戸-郡山間を1日2往復するとの記事を新聞で読んだ。「これは撮りに行かねば。ついでにキハE130系にも乗ってこよう」ということで、初めて「水郡線に乗る」ためだけに出かけることにした。
ヘッドマーク掲出列車の運行予定はJR東日本水戸支社のサイトで確認。最初はヘッドマーク付きの列車で水戸を発つことを考えたが、発想を転換して、郡山方面に先回りして上菅谷で水戸に向かうヘッドマーク付きをつかまえることにした。上菅谷では時間を持て余してしまうことを見越して、支線の方にも足をのばす。
12時15分水戸発の常陸大宮行きで出発。さっそくキハE131形に行き当たった。
ホームのそば屋で昼食を済ますつもりだったのだが予想外にお客が多く、昼食を後回しにして席を確保することにする。ここでいきなり新型車両の洗礼を受けた。乗車口に中途半端な段差があって、つまずきそうになったのであった。
床面はキハ110系よりも45ミリ下げてあるそうだが、もうちょっと下げられなかったものか。
座る場所を見つけたところでふと天井を見てみると、防犯カメラと思しきものが設置されていた(写真は少々ブレてしまった)。最近は列車内もなにかと物騒だし。
初期加速はディーゼル車とは思えないほどのスピード感。エンジン音の代わりにモーター音が聞こえてきてもおかしくないような不思議な感覚であった。駅間が短いのであまりスピードを味わえないのが惜しい(もっとも、水郡線内では時速85キロに制限されているが)。
上菅谷で乗り換えて、常陸太田には12時47分着。ここに来るのは日立電鉄線が廃止になる直前に乗りに来て以来である。
かつての常北太田駅へ行ってみる。現在は日立電鉄交通サービスの事務所として使用されているらしい。待合室はバスのそれとして使われているようで、椅子も自販機も現存していた。
改札口跡からホームがあったあたりを臨む。当然のことながらホームも線路も完全に撤去され、更地となっている。
13時11分発の上菅谷行きで引き返す。駅の近辺にはコンビニの類がなく、空きっ腹を抱えたままである。
ここで本日のメインイベント、13時30分に上菅谷に着くヘッドマーク付きキハ110系に乗り込む(写真の量だけではキハE130系の方がメインのようであるが…)。運行本数の関係か、平日の昼間にしてはかなりの乗車率であった。
水戸着13時49分。ヘッドマークに気を払うお客さんがいないのが寂しいが、今週末はそれなりににぎわうのであろう。常磐線ホームでこの列車の入線を待っていたのはmattohさん?
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