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2007.11.09

ときわ路パスで秋の乗り鉄・Scene0「宴の支度」

 ふと気が付いたら、春先に利用した「ときわ路パス」がまたまた発売になっていた。前回は鹿島臨海鉄道から廃止になった鉾田駅を経由して、千葉県北部のJR線へと乗り継ぐルートで乗り鉄してみた。この模様は4回に分けてこのブログで取り上げた。

 こんなルート設定をしたのは、ひとえに「今見に行かないと、いつ鉾田駅が取り壊されるか分からない」という恐怖心があったせいである。頭の中にはもうひとつ、別方向へのルートがあった。今回は前回不採用になったルートに行ってみよう、というわけで発売を待っていたのである。

 もちろん立案から実行までに時間がかかったのにはそれなりに理由がある。それはルートを紹介すればある程度のご理解をいただけると思う。

 まず水戸線の下館駅へ向かう。ここから未乗路線である関東鉄道常総線でひとまず守谷へ出る。そこからこれまた未乗であるつくばエクスプレスで終点のつくばへ、さらに折り返して始発駅の秋葉原へ。再び来た路を引き返して、守谷から常総線の残りの区間を乗り潰して取手へ。あとは常磐線をひたすら自宅の最寄り駅まで戻ってくる。以上。

 問題は間に挟まっている「秋葉原」である。せっかくここまで行くのに、なんにもしないで戻ってくるのは物足りない。……てなわけで「カラオケとかカラオケとか、あとカラオケとか、誰か付き合ってくんない?」と声をかけてみたところ、首尾よく手を挙げてくれる友人たちがいてくれたので、久闊を叙することにした。かくして「電車に乗りまくって、ついでに気心の知れた面々とカラオケにも行っちゃおう」という、一石二鳥を狙うプランが出来上がった。

 ツケはしっかりと日程に跳ね返った。明日は自宅を朝6時に出発する予定である。日帰りの乗り鉄でこれほど早い時間の列車に乗ったことは今までない。しかも天気は終日雨との予報。これは「茨城県内を乗り歩いてもらう切符で、JRの商売敵であるつくばエクスプレスに乗りに行こうなんて魂胆はけしからん」という天罰かなにかであろうか。

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2007.11.08

イカれた警官のmixi実況中継

 おまわりさんというのは大変な職業だと思うのだが、ごく一部にはそうでもなさそうなヒトもいる。YOMIURI ONLINEより。

 奈良県警の20歳代の男性巡査が、インターネット上で会員同士が情報交換できる「ミクシィ」に、「明日は暴走族の一斉検挙」「国道でひき逃げ事件発生」など捜査情報を頻繁に書き込んで公開していたことがわかった。

 事件発生の一報や捜査着手の予定日、容疑者を逮捕したことなどを勤務中に携帯電話などを使って“実況中継”した書き込みも見られ、県警は「不適切な行動」として巡査を口頭で注意した。巡査は「軽率だった」と反省しているという。

 こいつの処分を「口頭注意」だけで終わらせちゃっていいのか? これは守秘義務違反に当たらないのか? 捜査着手の予定日というのは「職務上知り得た秘密」(地方公務員法第34条第1項)じゃないのか? 守秘義務違反は1年以下の懲役か3万円以下の罰金だぞ。まさか「仕事中にケータイいじって遊んでちゃいけませんよ」とかいう「注意」じゃないだろうな。

 もちろん守秘義務違反は問題だが、この警官の書き込みの内容がどうにも頭の中身を疑いたくなるような代物なのも問題であろう。

 10月2日午前0時22分の書き込みには、「明日ゎ某署の特別捜査本部がとうとう暴走族に対し逮捕令状が出たとのことで一斉検挙に着手するんで応援派遣で朝早く集合 んでボチボチ寝ます」とつづっていた。

 おまえはどこぞの連続放火犯か。こんな書き方で悦に入るのは高校生くらいでやめておいた方が賢明だと思う。

 この警官はmixiの閲覧範囲を正しく把握していなかったせいで痛い目にあった。mixiをめぐるトラブルというと、某アニメのスタッフが暴言を吐きちらしたせいで取締役のクビが飛ぶ事態に発展したのが記憶に新しい。mixi会員の人は「自分の発言がどこまで見られるか」をきちんと知っておいた方がいい。他山の石として。

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2007.11.06

「正解はCMのあとで!」

 最近はリアルタイムで民放の番組を見る頻度がめっきり減った。HDレコーダーに録画して後で見れば、うっとうしいCMはスキップできるからである。そんなCMに関するある調査結果が発表された。asahi.comより。

 場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから「正解はCMのあとで」「最新情報はこのあとすぐ」。こんなテレビの「山場CM」が多い番組に視聴者が不快感を抱いていることが、榊博文・慶応義塾大教授(社会心理学)らの調査で明らかになり近著で発表された。〔中略〕
 榊研究室は、慶大通信教育部、文学部の727人を対象にアンケートを02年に実施。調査対象の半数近くが20代で、次いで30代が多かった。

 バラエティには多いですなあ、この種の演出。サンプルが少なめでかつ偏り気味なので、調査範囲を広げると年齢や性別によってはまた違った結果が出るのかもしれない。とはいうものの、

 調査では、視聴者をCM明けまで引っ張ろうとする山場CMに対する印象として、強い肯定から強い否定まで九つの尺度で聞いた。「不愉快」について86%が肯定。CM明けのシーンの繰り返しには、74%が「イライラする」と回答した。

 ……「こんな演出は不愉快だ!」という結論を突きつけられたら、放送関係者は少なからず動揺するだろう。「とりあえずCMのあいだだけでも視聴者をテレビの前に釘付けにしとくんだもんね」というせこい魂胆が完全に見透かされているのだから。個人的には「所さんの目がテン!」で、番組の終わりに次回予告をした後に「それではここで所さんに問題です」というミニコーナーを思い出す(出題から答えまでのCM枠の時間が他のCM枠よりも長くないか?)。番組は嫌いじゃないが、あのコーナーはどうにも許し難い。

 民放の放送局からすれば、直接的な「お客さん」は視聴者ではなく、スポンサーに付いてくれる企業の方である。それでもちょっとは視聴者のスタンスにも立ってもらわないと、回り回って番組にお金を出してくれる企業がいなくなることになるぞ。

 星新一のショートショートに、「CMが流れている時間だけ人間を眠らせる機械」が登場するものがある(『ボンボンと悪夢』所収の「むだな時間」)。あったらほしいぞ、この機械。

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