« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007.12.31

砕け散るまでそば粉と戦う

 大晦日恒例の年越しそば。一部地域を除いてほぼ全国的に食べられているものであろう。その年越しそばを自宅で打って食する家庭はどのくらいあるのだろう。今年、我が家がその中の1軒に仲間入りした。

 話は1週間前に遡る。世間的にはクリスチャンもそうでない人も、こぞってクリスマスイブの狂騒のただ中にあった。そんなさなか、我が家にはそば打ちセット一式がやってきたのであった。当日は「大晦日の予行練習」と称してさっそくそば打ちが行われた。結果的には「致命的にまずくはないが旨いとも言えない」そばができあがった。こういうものは最初から上手にできるわけでもないので、「本番でうまくいけばいいや」くらいの気分でその日の夕食は終わった。

 そして今日が本番である(もっとも、今後も機会があれば打つんだろうが)。まだ陽光が窓から差し込む時間帯にそば作りは始まった。まず、そば粉とつなぎの小麦粉を計量してふるいにかけ、指でかき混ぜる。あらかた混ざったら、およそ2回に分けて水を加えながらさらに混ぜる。粉に水分が行き渡ったようであれば、これをまとめて捏ねる(意外に力仕事)。生地の具合にもよるが、前半戦では100回ほど練ったところで麺棒で延ばしていく(このあたりから担当は親父にバトンタッチ)。最初は円く、薄くなってきたら方形に延ばしていく。十分延びたところを麺切り包丁で切る。ゆでる前まではおおむねこんな感じで工程は進む。部屋に明かりが必要になる頃には打つ作業は終了した。

 ゆであがったそばを食べたのは、NHKが年内最後のまっとうな番組(もちろん「こどもニュース」のことである)を放映している時間帯。1週間前のリハではおれが太く切りすぎて失敗したところを、今回は親父殿がいい感じに切ってくれたので、十分年越しそばとして食するに耐えるものができあがった。満足満足。

 そば粉を混ぜている最中には、すっかり我が家の猫となりつつある「ニャン太」と「ゆのっち」の親猫である「グレ」(3匹の写真はこちらの記事を参照。ニャン太はしっかりオス猫であることが判明している)がしばらくぶりに我が家を来訪した。「暮れの元気なごあいさつ」というやつであろうか。

 我が家の猫たちを含めて、この記事を読んでいる人たちにとっての新しい年がいい年でありますように。……猫はブログなんか読まないか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.29

高速スクロールのクレジットに「信用」はあるか?

 気が付いたら年の瀬である。新聞のテレビ欄には、ぶち抜きで長時間放映されるバラエティ番組が並んでいる。内容に満足できれば文句を言うこともないのだが、ダラダラとムダに長いだけで大して面白くもないのが困りものである。

 この手のバラエティを最後まで見ていると、エンディングに流れるスタッフクレジットの表示速度がやたらと速いことに気づかされる(民放ではしょっちゅうお目にかかる)。「どうせこんなところ誰も見ちゃいないんだから、ちゃっちゃと流して終わりにしようぜ」という作り手側の魂胆が透けて見える。それだけにどうにも許し難い。

 Wikipediaで「クレジットタイトル」を検索すると、こんな文章に行き当たる。(註:文面は本記事の執筆時点のもの)

クレジットの原義は「信用」である。作品の制作に関わったキャストやスタッフの功績を認め、またその権利を明確にするためにクレジットタイトルは表示される。さらにクレジットの順番は、その作品における重要度を表している。

 視聴者が普通に読めないようなクレジットタイトルに「信用」だの「功績を認め」などというフレーズが該当するとは到底思えない。「そんなに読みたければ録画してスロー再生しろ」とでも言うのだろうか? マスメディアに携わっているのであれば、権利だけじゃなくて「放映した責任」も明確にしてくれよ。こんなせこい真似ばかりしているから、テレビの視聴率は下がり続け、逆にレンタルビデオ店の売り上げが上がるのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.27

漢検対DSソフト

 いささか唐突ではあるが、漢検を受けてみることにした(申し込み済み)。そもそも受けてみる気になったのは、テレビの『熱血!平成教育学院』を見ているうちに「こんなんだったらおれでも受かるんじゃね?」という、至って軽ーいものであった。

 さて、初めての漢検、どの級から受けるべきであるか? あまりにも手応えのない級では面白みがない。かといって、自分の実力と難易度の開きが大きすぎる級では受験料をドブに捨てることになる。というわけで、選んだのは「準2級」である。買ってきたテキストによれば「高校在学程度」の漢字力が要求されるそうだ。

 一緒にDS用の学習ソフトも買ってはみた。ただ、このソフトがいささか曲者であった。テキストとつきあわせると、「ホントにこのソフトで漢検の学習ができるのか?」という印象が強くある。

 どうもこのソフトは「解答者が正解を書いてくれる」ことを期待するアルゴリズムで動作しているのではないか? 誤って偏が異なる漢字を書いても、認識させると正解の漢字を出してくる。「いや、おれが書きたいのはこの字じゃないんだ」と思っていても正解の字で認識してしまう。……これでは勉強にならんぞ、おい。

 さらに厄介なことに、漢検の書き取り問題では「止め」や「はね」もちゃんと書かないと正解にならない。DSのソフトではそのへんがゆるーく設計されており、「ここはねないとダメ」などと指摘してはくれないのであった。それでもこのソフトは「財団法人日本漢字能力検定協会公式ソフト」なのである。いいのか、そんなんで。

 試験日は来年の2月3日である。さて、どうなることやら。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »