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2008.02.04

妙案求む!

 我が家に通っている2匹のちび猫たち(昨年10月17日付の記事を参照)に元気がない。食事も水も取ろうとせず、ただ衰弱していく一方である。ケンカが原因なのか、何らかの病気に罹患したのかは不明であるが、寒い今の時季、このままでは死んでしまうことは確実であろう。

 至近にある動物病院に連絡したら「ネットに入れて連れてきてください」とのこと。2度にわたる捕獲作戦(ゆの単独で1回、2匹まとめてで1回の計2回)が実施されたのであるが、やはり人間が野良猫を捕獲するのは容易ならぬことなのであった。病身だというのに、こちらが捕まえようとすると文字通りの死力を振り絞って逃げ回るのだ。

 かくして人間たちは頭を抱えてしまった。「魚を捕まえるタモ網があれば楽に捕まえられるのではないか?」、「ひだまり荘(猫たちが入っている箱の名前)で寝ているところにフタをして、箱ごと病院に移送してしまえばいいのではないか?」といった案が出はしたものの、決定打には至らず今日は日が暮れた。

 ……というわけで、弱っている野良猫を首尾良く捕まえる妙案を切実に求めます。食事を取ってくれないので「餌に睡眠薬を混ぜる」という手は使えないのでご注意を。

2月9日追記:今朝方、ひだまり荘の中でゆのが冷たくなっているのが発見された。奇しくも弟の月命日であった。助けてやれなくてごめんよ、ゆのっち。

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ペット」カテゴリの記事

コメント

そうでしたか・・・間に合いませんでしたか・・・。
自分は2月6日に実家から帰ってきたので
この記事の初見が7日の弔問時だったのですが
自分も子供の頃、大雨の中で捨てられてた2匹の子猫
(今、考えても酷い事する人がいるものです・・・)
を弟と2人で見つけて大急ぎで実家の団地へ箱ごと持って行き
看護婦の母曰く「大雨で風邪を引いたのかもしれない」
ということで家族一丸で看病したものの
2日後、学校から帰ってきたら風邪からの下痢で
2匹とも死んで母が泣いておりました。
同じ思いをするなら猫は持って来ないで欲しいと母は言います。
子供だった自分はハンカチを渡すのが精一杯でした・・・。
妙案が浮かばなかったにしろ、もう少し早くこの記事を
読んでおけばよかったと悔いが残ります。
もう片方のちび猫は大丈夫なのでしょうか?
ゆのっちに改めて合掌させて頂きます・・・。

投稿: gun_gun_G | 2008.02.12 17:36

このところ陰気な記事ばかりで、正直自分でも気が滅入ってきます。ゆのの遺体は、我が家で息を引き取った猫たちが眠る庭の一角に埋葬しました。
もう1匹のちびは、ゆのが冷たくなっていた日にやって来て水を口にしたそうですが、その後姿を見ていません。もしかすると、すでに別の場所で力尽きているのかもしれません。つくづく野良猫をやっていくのも大変だと思います。

猫に限らず、最期を看取る覚悟のない人間にはペットを飼う資格はありません(「カミツキガメが大きくなりすぎたので」などという理由で用水路に放すような連中も同様です)。増えるのが困るのであれば、相応の処置をすべきでしょう。

投稿: ぶるない | 2008.02.12 18:41

ぶるないさんの仰る事、ごもっともです。
先日の弔問と今日のコメントの間の日に
ブログ上の友人のペットの老犬の訃報で
弔問コメントもしてきました。14年連れ添ったそうで。
友人は今はポッカリ心に穴が開いた状態ですが
最期を看取る心構えはちゃんとしてました。
その訃報記事を見ただけに
ぶるないさんの仰る
>最期を看取る覚悟のない人間にはペットを飼う資格はありません
という言葉が強く残ります。
最近ペットの不祥事を起こす人も考えてほしいものです。

投稿: gun_gun_G | 2008.02.12 22:50

長年連れ添ったペットに先立たれると「ペットロス症候群」というこころの病に冒されることもあるそうです。愛犬を亡くされたお友達には、くれぐれも「思い詰めないように」とお伝えください(難しい注文だとは思いますが)。
我が家で長年飼っているメス猫も、あと半年ほどで14歳になります。「その日」がいつ来てもいいように、心の準備はしておかなければいけないかもしれません。

ちょっと前に、母猫に子どもを産ませては殺していたという作家が槍玉に挙がったことがありました。その作家が自分の主張を正当化しようとする言動には心底腹が立ったものです。その後どうなったのかなあ、あの不埒者の作家は。

投稿: ぶるない | 2008.02.13 02:11

どうしようかとは思いましたがGなりの弔いは
させて頂きましたのでトラバという形をとりました。
複数の友人宛になってます。
不要と判断された場合は消去されても構いません。
ちなみにコメントで書いた友人には
ペットロス症候群とぶるないさんのお言葉を
Gなりに書いておきましたが記事の追記を見たところでは
元気を取り戻しつつあるようです。

投稿: gun_gun_G | 2008.02.19 20:00

重ね重ねありがとうございます。
ブルチェックの台詞と、その台詞から導かれたGさんのコメントには思わず目から汗が…。

今はどうしても一抹の寂しさを感じてしまいますが、これは時間が解決してくれるものと信じたいです。

投稿: ぶるない | 2008.02.19 21:37

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こんばんは、Gです。 昨日のプロペラカブトの記事で出た熱が 今夕ようやく若干ですが下がり始めました。やれやれ・・・。 今日の記事はですね、 記事にしてあげるべきかどうかをずーっと考えてたのですが Gの気持ち的にはアップしてあげたいという気持ちが強いので 本日に記事アップを踏み切りました。 最近Gは複数の友人のブログの弔問コメントに訪れる機会が多い時期がありました。 個人的なプライバシーもあるので明確な事はここでは書きませんが、 ご親族の方々の他にペットなどといっ... [続きを読む]

受信: 2008.02.19 19:53

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