騰波ノ江駅再訪
昨年10月に改築された騰波ノ江駅をそういやまだ見に行ってないなあ、と思い至り、「ときわ路パス」が通用するうちに出かけることにした。常総線というやつは茨城県北・県央エリアからは感覚的にちょっと遠いうえに運賃も少々高めなので、この手の安上がりな切符が通用する期間でもないと今ひとつ足が向かない路線である。…というわけで、昨年の訪問記も併せてお読みいただきたい。
いわきから水戸線直通の列車で下館駅に降り立つと、たまたま真岡鉄道のSL列車が出だす頃合いに出くわした。やはりSLの汽笛は小さいながらも情感に訴えるものがある。
下館駅6番線ホームに待っていたのは旧国鉄形のキハ102。思わず終点の守谷まで乗っていきたい気持ちにも駆られたが、ここは我慢。
下館からわずか3駅で、今日の最初の目的地、騰波ノ江に到着。どんな駅舎になったのか、期待と不安が入り交じる中降りてみると、そこには昨年見たものと印象のほとんど変わらない駅舎が建っていた。とりあえず下館方面行きホーム側から1枚。
入口上部に据えられた表札(っていうのか?)もリニューアル。これはこれで、威厳があって好印象。
旧駅舎のガラスを流用したという間仕切りの向こう側に、「関東の名駅百選」の認定書とプレートが。奥のスペースはイベントなどで使用されるようで…。
駅を出たところでもう1枚。旧駅舎のイメージが見事に踏襲されている。バリアフリー化の一環か、車椅子用のスロープが新設されたが、かつてはあった電話ボックスはやはり撤去されてしまったようだ。
待合室に戻ってみる。入ったときからなにやら気にはなっていたが、古風な作りの待合室にはいささか不釣り合いなPASMOの改札機がどどーんとそびえる。導入した手前、ないと困るのは分かるのだが、ミスマッチ感はどうにもぬぐえない。
隣の大宝駅に向かう前に、こちらはリニューアルされなかった駅名票を入れて新駅舎を撮ってみた。バックの駅舎が新しいせいか、駅名票もこぎれいになったような錯覚をおぼえる。
そういや以前の駅舎の待合室にあった駅ノートはどこにいったのだろう? あれを読み書きするのも楽しみのうちだったのだが。
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