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2009.11.16

CVという表記

 アニメの公式サイトなどで配役を紹介する場合、「CV:だれそれ」という表記を目にすることが多い。すっかりおっさん頭と化したおれは未だにこうした表記に慣れないでいる。なぜなら、アニメ業界がキャストをCVと略すようになった時期をある程度特定できて、その元締めもある程度特定でき、それが感覚的に「けっこう最近」であるからだ。ウィキペディアの「声優」の項目からちょっと引用すると、

なお、声優名の前にCVと付いていることがあるが、これは「キャラクターボイス(Character Voice)」の略で、そのキャラクターの声を担当する声優であることを表す。この言葉は1980年代後半にアニメ雑誌『アニメック』で副編集長だった井上伸一郎が提唱した造語で、その後、井上が角川書店に移籍して創刊した『月刊ニュータイプ』によって普及した[1]。

 おれの記憶で一番古い「これからは声優のことをCVって略そうぜ」的な記述は、ニュータイプ誌創刊直前くらいのタイミングで角川から出ていた『重戦機エルガイム』のムックだったと思う。『エルガイム』のムックだから1985年初頭くらいのことである。当時高校生だった(自分でタイプしてひょえーとのけぞってしまう)おれは「横文字かっこいいぜってことですか、そーですか」と冷ややかな視線を送っていたものだが、気がついたら角川の出版物のみならず、そこら中がこの表記を採用していて驚かされたものだ。角川のイメージ戦略恐るべし。

 ともあれ、CVという略し方はアニメファンの間だけの約束事、という感はぬぐいきれず、ウィキペディアでも「CVという表記は使わないことにしましょう」という了解がなされているのにはちょっと安心する。

 というわけで、石頭と言われようと「声優をCVと略すことに抵抗する運動」を脳内で展開する所存である。

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