「突」




コネタマ参加中: 2008年「今年の漢字」、あなたは何にする? イベントも開催!

 「今年の漢字」なんてフレーズが当たり前に出てくる時季になったのだなあ。

 当然のように人によって違ってくると思うが、世相的には『突』であろうか。秋葉原に通り魔が現れ、総理大臣がいきなり辞任し、株価が上がったり下がったりした今年を一括りにするにはちょうどいい一文字だと思うのだが。

 手元の漢和辞典で「突」の字を引くと、こんな意味が書いてある。

穴と犬とで、犬が穴から急にとび出す意。ひいて、つき出す、だしぬけの意。(旺文社漢和辞典)

 個人的にはまた違う字を連想したりもするのだが、それはそれで別の記事を参照ということで。

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価値観いろいろ

 建前上、日本は民主主義の国であるから、価値観の多様性は許容されなければならない、とは思う。とは言うものの、さすがにこの活動には発起人の正気を疑う。

二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい

 署名を集めて政府に(!)提出するそうな。100万人なんて過大な目標を設定しているのは高い志を抱いているためか、はたまた「どうせ賛同者なんて集まりゃしない」と諦観しているためか。どうせ架空のキャラクターに対して一方的に妄想を抱いているだけなんだから、結婚だの入籍だのと言ったことも脳内で処理すればいいものを。

 いずれにせよ、こんな署名活動に本気で熱を上げるようなやつとは関わり合いになりたくないものだ。

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『パソコンは日本語をどう変えたか』

 今朝の読売新聞に書評が載っていた本。個人的にはちょっと前に読んだものだが、いい機会なので読書録代わりにここに書いておく。

 こんなタイトルが付いているが、全体の8割くらいは『プロジェクトX』ばりに「コンピュータ上で日本語を表示させるために、技術者たちがどれほど苦労してきたか」というエピソードがつづく。バックに中島みゆきの「地上の星」と田口トモロヲのナレーションが欲しくなるが、このくだりは実に興味深くもあり、ちょっと懐かしく、読み応え十分である。コンピュータで日本語処理が実現する以前には「コンピュータで使えないくらいなら漢字なんか廃止してしまえ」などという乱暴な意見が大まじめに論じられていたというのはなんともおっかない。

 本書の終わりの方では、パソコンと携帯電話が普及した昨今では日本人の漢字の知識はどうなっているのか、触れられている。やっぱりなあ、とは思ったが、「読めるけど書けない」という傾向が見られるのは情けない限りである。

 パソコンの普及に伴って、P.244ではこんな指摘も挙がっている。

  • 難しい漢字も読めるが「手で」書けない
  • やたらと難しい漢字を使いがち

 前者については身に染みて痛感する。誰でも書けそうな字なのにど忘れしてしまい、「この字どう書いたっけ?」と慌てた経験は幾度となくある。おれもいちおう漢検の準2級を持ってはいるのだが、それでもこのざまである。くわばらくわばら。

 一方後者については、他人の文章を眺めていて実感する。「いわゆる」という言葉を漢字にする人をよく見かけるが、こうした人の9割以上は自分で「所謂」とは書かないはずだ。そりゃあもう、賭けてもいいくらい。

 先人たちの偉業に敬意を払うと同時に、手書きの重要性を再認識させられた1冊であった。

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「詐欺まがい」ってな、こういうことか?

 以前から気になってはいたが、今日の新聞に「詐欺まがいのネット広告」についての記事が出ていた。YOMIURI ONLINEより。

 「素人が1日20万稼ぐ法」「画期的な即金ノウハウ」――。そんなうたい文句の広告がインターネット上で増殖中だ。

 こうした情報商材の年間売り上げは総額200億円と推測されるが、「詐欺まがいの内容」との苦情も急増。多くの販売者が購入者に「あなたのブログに広告を張り付けて。売れたら報酬を払います」と持ちかけているのが特徴で、損をした人が元を取り戻そうと誇大広告をばらまき、別の人がまた損をするという構図になっている。「負の連鎖」の広がりに、「まるでネットのネズミ講」との声も出ている。

 個人的見解としては、「そんなものに引っ掛かる方が悪い」と考える。なんのリスクも負わずに楽して稼げるなら、誰が好きこのんでそんな方法を見ず知らずの他人に教えるものか。

 日頃RSSリーダーに引っ掛かってくる記事も玉石混淆で、実際のところ「石」の比率はかなり高い。もうタイトルからして露骨に怪しいのがずらずらと出てきて頭が痛くなる。

  • 圧倒的な実績と信頼!SEO対策のロングセラー「賢威2.0」。近日発売の「賢威3.0」への無償バージョンアップが可能!
  • 呆れるほどぶっ飛んでしまう 骨を使った直線運動上達法!! ゴルフ上達法革命とは !!

 こんなタイトルの記事が「心と体」のカテゴリーに入っていたら、絶対に怪しい(註:実例である)。ブログのアドレスを見てみると「dcggqt2txdwv」のように、明らかにデタラメにキーボードをタイプして作ったと判るものが入っていたりする。「実績と信頼」とやらが聞いて呆れる。

  • ■ サーフィンが最短で上達する方....
  • あなたを集客と販売のプロにするテ....

 こういうのも「書籍・雑誌」のカテゴリーにあった。なぜかタイトルが途中で切れている。サーフィン云々の記事は、別々のブログから同一の文面で投稿された痕跡があった。これも露骨な宣伝目的が見て取れる。クリックする物好きはどのくらいいるのやら。

 ここで例に挙げたものも含めて、この種の記事をぬけぬけと掲載しているブログの管理人は女の名前を名乗っているケースが多いようだ。「愛美」だの「彩香」といった源氏名みたいな名前の管理人にはご注意を。

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どうしたカスペルスキー

 今月の初めに「ノートンからカスペルスキーへ」という記事を書いた。セキュリティソフトを乗り換えたのだが、どうにもその乗り換えたカスペルスキーの挙動が怪しい。挙動不審になったのは、Vista対応のバージョンアップ版をインストールして以降のことだ。使い方はそれ以前と変わっていないのに、CPUの稼働率が90%を下回ることがほとんどない。「なんだこりゃ! これなら前のバージョンの方がマシだ」とダウングレードした。

 これで最初にインストールしたときと同じ動作をしてくれるなら、この場でグチることもない。

 アンチハッカーの設定を「学習モード」にしているのだが、いつまでたってもメールソフトのBecky!を「ネットに接続するソフト」として認識してくれない。そしてスパムメールを判定するためのソフトPOPFileも認識してくれない。さらにメールのウィルススキャンもしている様子がない(メールをスキャンしているときのアイコンが出ない)。それってセキュリティソフトとしてどうなんだ?

 思わず頭の中がパプテマス・シロッコになってしまい、「カスペルスキー、動け! カスペルスキー、なぜ動かん!」とわめいてみるが、そんなことで動作が正常に戻ったらかえっておかしい。

 かくして完全アンインストールと再インストールを繰り返すこと数度、おれはこのソフトをインストールしたことを後悔し始めている。ノートンに戻ろうかなあ……。

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ノートンからカスペルスキーへ

 セキュリティソフトを、長いこと使ってきたノートンからカスペルスキーに乗り換えた。本来であれば体験版を試した上で導入するかしないかを検討するところだが、「本数限定」「3/23までなら5500円」という売り文句に釣られる格好で「ポチッとな」してしまった。

 ノートンのソフトは「性能はいいが重い」という評価が多いが、カスペルスキーを使ってみると、なるほど確かにこちらは軽い。PCを起動させると、かなり早い段階でカスペルスキーはタスクトレイにアイコンが表示される。ノートンはいつも常駐ソフトの最後に立ち上がっていたのに。メモリの消費量もカスペルスキーの方が少なめだし、他のアプリケーションの起動もノートンを使っていたときよりも早くなったように感じられる。

 ソフトのレビューでよく見かけた通信の重さについては、「アンチハッカー」機能を購入時の設定で使う限り、通常のブラウジングでは感じなかった。これは個人の環境によるのかもしれない。

 ここまでだと、さも順調に導入されたように思われるだろうが、実際には何度かPCを再起動しなければならない羽目に陥った。「こんなこともできますし、あんなこともできます」という宣伝文句の裏側には、得てして「実は自分で設定しなきゃならん項目がいろいろとあるんですよ、ふふふ」という文言が書かれているものである。

 メールのスパム判定の精度はあまりよくない感じなので、十分に学習させたPOPFileを使用しているのであれば併用した方が無難であろう(全面的にカスペルスキーに任せようとしたら、メーラー側の設定を間違えたのか受信すらできなくなって難渋した)。

 ともあれ、元KGBのヒゲのおじさん、これからお世話になります。

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Vista発売前夜

 今朝のニュースを見ていて「あぁ、そういや明日だっけ、発売」くらいにしか思っていなかったWindows Vista。別段今使っているXPに不満はないし、むしろVistaで動かないフリーソフトが意外に多いのは大きなデメリットだ。そんなわけで、新しいOSが発売されるからと言っても導入するつもりは目下のところない。XPのサポートも2014年4月まで行われることが決まったし、そんなに買い急ぐ必要性も感じていない。

 マイクロソフトには独裁を連想させるイメージがあるのか、ルーマニアではこんなジョークのネタにされている(「世界の紛争地ジョーク集」より)。

 ビル・ゲイツ率いるマイクロソフトが新しく自動車業界に進出することになった。しかし、できあがった車は以下のようなものだった。

  1. 特に理由がなくても二日に一度は突然動かなくなる
  2. 高速道路ではそれが特に顕著である
  3. こうした場合、最悪のケースとしてはエンジンを総取り替えしなければならない
  4. ユーザーは新しい道ができるとそのたびに、新しい車に買い替えなければならない

 どこの国でも、マイクロソフト製のOSの印象というやつはこういうものなのかもしれない。

 そんな評価はお構いなしに、恒例と化した午前0時の発売開始イベントは行われる。asahi.comより。

 ビスタは30日、全世界で同時に店頭発売されるが、時差の関係で、日米欧の主要市場では日本が一番早い販売となる。ヨドバシカメラの秋葉原店「マルチメディアAkiba」(東京都千代田区)とビックカメラ有楽町店本館(同)が女性タレントらを招き、販売開始へのカウントダウンを行う。東京・秋葉原では、ヨドバシのほかに九十九電機(同)などが深夜販売を計画しており、電気街はビスタ登場に沸き返る。(時事)

 XPのサポート延長が発表されたのは24日のことだから、仮に店側が「こりゃイベントになるほど客は集まらんぞ」と思っても手遅れである。少なくとも「沸き返る」ような大騒ぎにはならないであろうことは容易に想像が付く。文字通りの寒い夜になってもおれの知ったことではない。どうせ他人事だし。

追記トラックバックを頂戴して、20時30分現在のビックカメラ有楽町店前の画像を拝見した。見事なまでに閑古鳥が鳴いている模様。やっぱりねえ…。

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百科事典の中の「某」

 個人的になにかと利用するWikipediaのメインページにはこう書いてある。

ウィキペディアは自由にご利用頂ける百科事典です。〔中略〕基本方針に賛同して頂けるなら、どなたでも記事を投稿したり編集したりすることが出来ます。

 この「どなたでも」という一節が曲者で、本当に「基本方針に賛同して」いるのか怪しい執筆者もいるから困ってしまう。思わず「それがどうした!」とツッコミを入れたくなる項目を平気で投稿する者もいるし、「2ちゃんねると勘違いしてるんじゃないのか?」と問いただしたくなる輩もいる。

 中でも個人に関する裏話的な項目に関して、「某ドラマCD」とか「某ネットラジオ」という言い回しを使う執筆者には正直げんなりさせられる。そいつらはなぜ情報の出所をオープンにしないのだろう。暗に「お前らが知らない情報をオレは知ってるんだぜ」とでも言いたいのか。「百科事典の項目」として掲載するような内容であるなら、堂々と情報源を明らかにすべきだろう。おおっぴらにできないような情報源なら、それは百科事典の項目として不適切だし、第一信憑性が疑われる(意地の悪い見方をすれば、執筆者のでっち上げとも解釈できる)。CDなりラジオなりで本人が述べたのであれば、それは「他人に知られても差し支えない事実」だろう。わざわざ情報源を伏せる必要などあるまい。もっとも、「Wikipedia:ウィキペディアは何でないか」の中には、

個人のプライバシー、また特に不謹慎とみなされる場合のある事象の記述に関しては、それが事実であっても保守的な態度で記述をさけるべきです。

 ……とあるから、踏み込みすぎには注意すべきであるが。

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縁は異なもの味なもの

 タイトルの成句を辞書で引くと、こう書いてある。

男女、特に夫婦の縁というものはどこでどう結びつくか、不思議でおもしろいものである。

 これを地でいくような話が、2ちゃんねるの懐かしアニメ板「機動武闘伝Gガンダム 参」にあった(強調部は引用者による)。

48:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/13(水) 22:18:17 ???
 フハハハハ!

 遂にDVD全巻大人買いしちまったぜ!!
 孫の代まで伝えてみせるぜフハハハハハ!!

 


 …その前に嫁探しですかそうですか…orz


54:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 15:09:43 ???
 >>48
 GガンDVDボックスを貸してあげたことがきっかけで嫁を得た俺が通りますよw


 55:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 15:25:41 ???
 >>54
 やっぱりプロポーズは「お前が好きだッ!お前が欲しいィィィッ!!」って絶叫したの?


 56:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 15:32:46 ???
 >>55
 それが、引くだろうと思ってしなかったら後でしてほしかった事が発覚したorz
 オレは相手の気持も察してやれない不器用な男だ…


 57:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 16:02:34 ???
 >>56
 拳で語りあえばよかったんだよ


 58:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 16:12:52 ???
 >>56
 だあああからお前は、馬鹿なのだああああ!!!


 59:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 16:50:04 ???
 甘い! 甘いぞ>>56!!


 60:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 16:56:57 ???
 >>56
 ヘイ、ジャパニーズ!なーにやってやがる!!!


 61:56[sage] 2006/09/14(木) 17:33:50 ???
 うはwwwすげー責められてるwwwごめんな皆…

 う、うそだーーーー!!!おれはまだ戦える!結婚してからでもプロポーズできるんだぁぁぁぁ!!!



 orz


 62:名無しか・・・何もかも皆懐かしい[sage] 2006/09/14(木) 18:38:23 ???
 普段からの言動がそっちよりならたぶん大丈夫だろうが
 プロポーズで引かれるとよぎったらさすがに恐れて出来ないだろw

 いやはや、54氏(56氏)の嫁さんも相当に業の深い御仁のようである。「アニメのDVDの貸し借りが縁で結婚」ってのも凄い話だ。

 共通のアニメが趣味の恋人を持っているそこのあなた(って、そういう人がこのブログ読むのか?)、相手がアニメと同じ台詞でプロポーズしてきたら応じますか? それとも引きますか? 62氏が指摘するように、普段の言動と作品のノリにもよるんだろうけど。

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「みちゃったらバトン~オタク編」を試す

 なにか書きたい、しかし今ひとつ手頃なネタがない。そんなときにブロガーが飛びつくもの、それは道端に放りだれている「バトン」。

 以前に狩人さんのところで見かけて「あ、やろうかな」と思っていながらも、そういうときに限ってなぜかネタに困らなかったりしてほったらかしにしていた、「みちゃったらバトン~オタク編」。おや、気が付いたらFear ウルフさんがネタにしているではないか。自分でも忘れていた宿題を発掘してしまったような感覚になって、手を付けてみることにする。一度履いたら死ぬまで踊り続ける呪いのかかったダンスシューズというか、血を吐きながら続ける悲しいマラソンというか。引用元に曰く、

ルール:見た人はやる絶対!そこの貴方達全員やりなさぁい!!

 ……とのことだが、まあ拾いたい人、ネタに困ってる人は随意お持ち帰りを。拾い食いで腹をこわしても責任は取らないが。

続きを読む "「みちゃったらバトン~オタク編」を試す"

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その数字は誰のせい?

 今朝方ニュースサイトをチェックしていて目に付いた、YOMIURI ONLINE(読売新聞)の「ウィニー利用50万台以上、問題化の後も増加」。ネットワークセキュリティ会社の調査によると、かのWinnyを利用しているパソコンは50万台以上に達するそうだ。しかも、情報流出が問題視され始めた2月以降も増加の傾向にあるという。

 しかし、考えようによっては「情報流出が問題視され始めたからこそ増加し始めた」とも取れる。これについては以前こちらの記事のコメント欄でも言及したが、「こんな経路で情報が流出しちゃいましたあ」という報道がなされることによって、それまで「ファイル共有ソフト」というものの存在を知らなかった人が知ってしまう。そんな人たちは「おっ、このソフトを使えばすけべえな画像なんかもタダで手に入るのか」みたいな発想からこの種のソフトに無警戒に手を出した挙げ句、ウィルスに引っかかって情報を世界中にばらまいてしまう。

 さらには一部のネット専門誌などでは堂々とこの種のソフトの存在を喧伝してさえいる。「著作物はアップロードしないように」などと免罪の文句を付け足してはいるが、これはむしろ「著作物が簡単に手に入る」ことを裏書きしているようなものだ。

 情報誌のように特化された媒体を除くと、ファイル共有ソフトに対する一般的なマスコミの認知度はかなり低い。NHKなどは2004年に利用され始めたShare(仮称)を今年の4月に「新手のソフト」とニュースで報道して失笑を買っている。そして案の定、その後Share(仮称)を媒介しての情報流出が起こっているのだから始末に負えない。

 マスコミがしていることは放火ではないが、可燃物の周りに油を撒くくらいのことには相当するのではあるまいか。

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成分解析を試す

 いささか旬を過ぎている感もあるのだが、試してみた成分解析 on WEB。まずは「ぶるない」で試してみる。

ぶるないの52%は見栄で出来ています
ぶるないの37%は雪の結晶で出来ています
ぶるないの6%は濃硫酸で出来ています
ぶるないの5%はミスリルで出来ています

 ……「濃硫酸で出来ています」というのを見て真っ先に連想したのがガミラス星の海という思考回路は何なんだ、おれ。次にブログタイトルの「しんけいすいじゃく」。

しんけいすいじゃくの68%は根性で出来ています
しんけいすいじゃくの12%はマイナスイオンで出来ています
しんけいすいじゃくの8%はお菓子で出来ています
しんけいすいじゃくの7%は心の壁で出来ています
しんけいすいじゃくの5%は理論で出来ています

 「68%は根性で出来ています」ってウソだ、ぜったいに。さらにこのブログのURLでも試してみよう。

http://nervous.txt-nifty.com/blog/の74%は乙女心で出来ています
http://nervous.txt-nifty.com/blog/の21%は海水で出来ています
http://nervous.txt-nifty.com/blog/の4%は心の壁で出来ています
http://nervous.txt-nifty.com/blog/の1%は成功の鍵で出来ています

 なんだ、「74%の乙女心」って?

 リンク先には「成分解析メイカー」というものがあるのでしんけいすいじゃく的成分解析を作ってみた。約半分はWikipediaにある「架空の物質一覧」から、おれが元ネタを知っているものを拝借したが、残りは思いつくままに言葉をつっこんでみた。試して変な結果になっても怒らないでね。

 ちなみにこれで「ぶるない」を分析してみたらこうなった。

ぶるないの72%はド根性で出来ています
ぶるないの9%はオルガナイザーG-1で出来ています
ぶるないの8%はオキシジェン・デストロイヤーで出来ています
ぶるないの7%はイデオナイトで出来ています
ぶるないの4%はオリハルコンで出来ています

 気まぐれにつっこんだ「ド根性」がここに入ってくるとは……。

しんけいすいじゃくの73%はビザニウムで出来ています
しんけいすいじゃくの10%はBT鋼で出来ています
しんけいすいじゃくの7%はオキシジェン・デストロイヤーで出来ています
しんけいすいじゃくの6%はアダマンタイトで出来ています
しんけいすいじゃくの4%はイデオナイトで出来ています

 さらに自分の本名(漢字表記)でも試してみる。

○○○○の75%はT-SQUAREで出来ています
○○○○の12%はゲッター合金で出来ています
○○○○の7%はエネルギー濃縮爆弾で出来ています
○○○○の6%はイデオナイトで出来ています

 どんだけT-SQUAREが好きなんだ、おれは。それから、どこまで付いてくるんだ、イデオナイト。

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四月馬鹿 ver. 2006

 毎度お騒がせの4月1日がやってきた。例によって、あちこちのサイトでトップページいじりやらウソ記事でエイプリルフールを楽しんでいる。Wikipediaには今年のエイプリルフールネタがまとめられているので、あれこれクリックしてみると楽しめるだろう(ネタには生ものもあるので、できれば今日中にご覧ありたし)。

 ネタがツボにはまるかどうかは個人差があると思うが、eiga.comのタイトルパクリネタ、一見もっともらしく見えるが実はネタというedinet、ネタの選択が妙にマニアックなJoshinかいどうらく(ショッカー怪人変身スーツは特にマニアック)あたりが楽しかった。サーバーのせいなのか、円谷プロはネタの割に表示されるまで時間がかかりすぎ。なんとかならんのか?

 やはり時期が時期であるだけに、今年はイナバウアーネタが多いような気がするなあ。イナバウアーだったら両足の爪先を180度に開いていないとウソなんだが(荒川静香がトリノオリンピックで披露したのは「レイバック・イナバウアー」という)。

 各方面の有志の皆様、来年もやる気があったらよろしく。

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ファミコン診断テストを試す

 Teririさんのブログ経由で、「ファミコン診断テスト」を試してみた。

<診断結果>
役割を与えられるのが好きで、ロボットに憧れを持っています。何も考えず、マイペースでやる方が力を発揮しやすいようです。基本的に短気で、恥ずかしがり屋さん。自分の中身に自信を持てず、馬鹿正直すぎなところが弱点。同じ価値観を相手に求める傾向があるようです。

そんなあなたを「ファミコンゲーム」にたとえると・・・

 『 ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 』。
「おきのどくですがぼうけんのしょ1はきえてしまいました」
 同じ結果の人は12235名います。

 やっぱりドラクエはIIIだよねえ。ファミコン版とスーファミ版で何回通しでやっただろう? ファミコン版はバッテリーバックアップ機能が今ひとつ不安定で、「おきのどくですが~」のメッセージも何度か見た。

 相手が泥棒だというから「どれ、軽ーくぶちのめしてくるか」と乗り込んだら逆に思いっきりぶちのめされたり、戦士に「らいじんのけん」を装備させたくて「トロルキングがよく出没する呪文が使えない洞窟」をずーっとうろうろしてみたり、はぐれメタルを初めて倒したら同行していた盗賊が「しあわせのくつ」をかっぱらっていて「ようやったガロード!(そのときの盗賊の名前)」と思わずわめいたこともあったっけなあ。……つらつら書いているうちに、またやりたくなってきてしまったぞ。

 ちなみに診断結果はことごとく図星であった。珍しいこともあるものだ。

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私物とウイルスと流出のワルツ

 このところニュースサイトの見出しを眺めていて、「流出」の2文字を見ない日がない。海上自衛隊の機密データに始まって、陸自で流出、空自でも流出、さらに警察でも流出。あまりにも杜撰なデータ管理状況にキレた官房長官が「みんなWinny使わんといてえな」という要請(asahi.com)まで出す始末。こまめに情報を集めているネットワーカーは「今ごろになって何を言っとるんだ」と思っているのではあるまいか。

 それにしても官房長官の要請は「Winnyさえ使わなければ情報は漏れない」という勘違いをしていると思われるから始末に負えない。問題はファイル交換ソフト使用の有無ではなく、むしろ「秘扱いデータを私物のパソコンで扱っている」ということではあるまいか。往々にして、こういうことをしている輩に限って「オレは他のやつらと違ってパソコンのセキュリティは万全だぜ」と思いこんでいたりする(そのくせ、ウイルス対策ソフトを入れていてもウイルス定義データを更新していなかったり、肝心のセキュリティソフトをオフにして使っていたりとマヌケな使い方をしている)。

 メールマガジンを発行しているWeekly Mag2ではこう呼びかけている。

1)個人情報や機密情報の入っているパソコンに、Winnyを導入しない。
2)W32/Antinny 等への感染を防止するため、不審なファイルは開かない。
3)ウイルス対策ソフトで、W32/Antinny 等のウイルスへの感染を防ぐ。
4)職場のパソコンを、外部に持ち出さない(持ち出しを禁止する)。
5)職場のネットワークに私有のパソコンを接続しない(接続を禁止する)。
                           ・・・・・など

 Weekly Mag2では「Winny を利用していないか、W32/Antinny に感染していないなら、パソコン内の情報が漏えいするという最悪の事態は起こりません。」としているが、これもまた大間違いで、Winnyを介さなくても内部データをリークするウイルスが存在する(asahi.com)。

 前出の記事で情報処理推進機構の研究員がしているコメントを思いっきり要約すると、「君子危うきに近寄らず」ということになるのではないだろうか。明日は我が身、つるかめつるかめ。

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事典作りにハマる

 このところブログの投稿件数が減っている。他人様のブログにコメントを付けるのは結構まめにやっているのであるが。理由は簡単で、他のことに時間を割いてしまっているためだ。貴賤を問わず、人間に与えられているのは1日あたり24時間。ひとつのことに没頭してしまったら、当然他のことには手が回らない(飲み食いしながらテレビを見る、なんてことはできるだろうが)。で、おれがハマってしまったのはWikipediaの項目いじりである。

 検索エンジンで探し物をしたときに検索結果として上位に表示されることが多いので、Wikipediaの存在自体を知ってはいた。ところが、いざ内容を見てみると、事実誤認があったり、存在していてほしい記事がなかったりする(逆に「なんでこんなのがあるんだ?」という記事もある)。Wikipediaは誰でも編集したり項目が追加できるのが特徴であるから、ついつい手を入れたくなってしまう。匿名でではあるが、いくつか新規に作った記事もある。

 ことのほか記事を作る作業は大変だ。いくら後から修正できるとはいえ、記憶に頼った曖昧な記述はしたくないので、手元に資料があれば引っ張り出すし、ネットで検索もする(個人的に重きを置いているのは前者)。アウトラインプロセッサを使って作業していると、あっという間に1時間や2時間は経過してしまう。ブログの方に手が回らなくなるのも道理と言うべきか。

 ただ、熱が入るのはむしろ資料集めや他の人が編集した項目の修正であったりする。そしてふと我に返ってみると、あまり頭を使っていないことに気付く。こうして人間はサルへと退行していくのかも知れないなあ、などと思ったりもする。くわばらくわばら。

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カメラとVサイン

 人間というのは不思議な生き物である。TVというメディアがある地域であれば、世界中どこでも子供はカメラに向かってVサインをしてみせるという。あれはいったいなんなんだろう。

 ナイターシーズンになれば、バックネット裏で携帯電話片手にフレームインしてきてやっぱりVサイン。凄惨な殺人事件が起きた現場付近でレポーターが語っているその後ろでやっぱりVサイン(近年のレポートが警察の張った立入禁止のテープを背にして行われるのはこの種のバカを排除するためだろうか?)。

 これは素人さんに限った話ではないことを昨夜知った。TBSラジオがブログと連動して放送している「ブジオ!」という番組にゲストで“関取ブロガー”の普天王関が出るというので聞いてみた。スタジオにはWebカメラが設置され、リアルタイムで室内の模様が中継されていたのだが、曲が流れているときやCM中の「スタジオの音声が流れていないとき」、ゲストの普天王はもちろん、メインパーソナリティの眞鍋かをりもカメラに向かってVサインをして見せていた。お茶目と言えば聞こえはいいが、「お前ら素人か!」とツッコミを入れずにはいられなかった。

 それにしても、なぜVサインなのか? 「パー」で振るのではなく、「チョキ」にしなければならないのは何故なのか? 謎は深まる一方である。

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日本語テストを試す

 日本語変換ソフトATOKの発売元であるジャストシステムが期間限定(2006年2月28日まで)で実施している「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」を試してみた。以前に民放で乱立する日本語クイズ番組をネタにしたことがあったが、それも「そこいらのタレント連中よりはマシだろう」という自負がそれなりにあったからである。

 結果はこうだ。ズルはもちろん画像のレタッチもしていない。
テスト結果
 30問中、正解は26問。わっはっは。……と、ガラにもなく胸を張って自慢してしまうおれである(事前に行われたテストでの平均点は59.6点だそうだ)。欲を言えば、第1問をつまらないケアレスミスで落としたのがちょっと痛かった。

1月19日追記:その後あちこちのブログで、より高得点の方の成績を拝見した。やはり上には上がいるものだ。慢心はいかんなあ。

1月20日追記ぱやんさんのブログで満点を取った人を初めて見た。いやはや、恐れ入りました。

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他人に文章を読んでもらうということ

 インターネットがすっかり人口に膾炙し、さらにブログが普及することで、「プロの物書きでない人」の文章が不特定多数の人の目に触れる機会が多くなった。結果、一介の大学生協の職員に過ぎない人が有名人になってしまったりしたりする一方で、他人に読ませるにはあんまりな文章もネット上に存在している。これが2ちゃんねるへの書き込みであれば、書く方も読む方も「トイレの落書き」程度(変な犯行予告をするたわけ者もたまにいるが)にしか考えていないであろうが、ネットから情報を得ようとする人にとっては迷惑な場所に書き込まれるものもあるから困ってしまう。

 次の文章で、筆者の論点がどこにあるかお分かりになるだろうか?

また、名探偵コナンには「探偵が犯人を追い詰めてみすみす死なせては殺人者と同じ」という趣旨の発言をした(させた)主人公の工藤新一および作者の青山剛昌は直接的でないにせよ、金田一のように犯人が死んでしまうことの多い探偵を根本的に否定していると思われる。

 言わんとしていることが分からないではないが、「名探偵コナンには」を受ける述語がないせいで見事な悪文のお手本になってしまっている。文章を一通り入力したあとであちこちをいじったりすると往々にしてこうなる。似たような例をもうひとつ。

活劇ではなく、極めて地味な作風なのではっきり言ってヒットしませんでしたので劇場で観られた方は少ないのでは?

 おそらくは「極めて地味な―」か「はっきり言って―」のどちらかを後から付け足そうとしたのであろう。読み返してみれば、なにやらおかしな文になっていることに気付きそうなものだが……。

 更にもう一例、根幹的な問題があるもの。

まさにセルアウトし、昔の人気曲の焼きまわしを続けて延命を図っているバンドの一つに成り下がってしまったB’z。 〔中略〕 そしてそんな焼きまわしの曲たちを集めたベストアルバムがいいはずもなく。ただの金儲けアルバムといわざるおえない。

 よほど腹に据えかねるものがあったのだろうが、この文章は素人目にもひどすぎる。思わず「頭に来てるのは分かったから、ちょっと落ち着け」と言いたくなってしまう。

 じゃあしたり顔で解説なんぞしてるおまえはどうなんだ、と言う人もおられるだろう。おれがこのブログを書くに当たって心がけていることはいくつかある。

  • ひとつの文章はなるべく簡潔なものにする。
  • 用例が正しいか怪しい言葉については辞書を引く。
  • 送信前に一度読み返して、気に入らない箇所は修正する(それでも送信後に修正することがあるが)。

 他にも個人的に禁じ手にしている項目があるが、万人に共通するであろう項目としてはこんなところだろうか。サーバーに送信する前に一呼吸置いて文章を読み返す、それだけでも悪文をネットにばらまくことは避けられるはずだ。

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小さな親切・大きなお世話

 Amazonで買い物をすると情報配信サービスとして、以前買った商品に関連する新作などが発表されるとメールなどで通知してくれるサービスがある。Amazon側に言わせると、

お客様の買い物履歴のデータから分析しておすすめする、新商品の情報(お気に入りの作家、アーティスト、俳優、監督による作品のニューリリース情報など)

 ……ということであるが、これも「かつて1枚だけとはいえ購入したアーティストの新譜情報」であれば通知メールが来るのも納得がいく。しかし、ここ数ヶ月のAmazonからの通知メールはどこかが変だ。先日届いたメールの書き出しはこうだった――

Amazon.co.jpのお客様、
栗林みな実のCDsをお買い上げのお客様は、ドラマ:俺フェチの作品もお求めのため、このご案内をお送りしています。 ドラマ:俺フェチの『「俺フェチ ~いちごちゃん気をつけて! ~」『くっちー、気をつければ?』っの巻』、2005/12/21発売予定です。

 あのー、そういう方面に興味はないんですけど。そして今朝方届いたメールは――

Amazon.co.jpのお客様、
『プラネテス 4』をお買い上げのお客様は、DVDの『ああっ女神さまっ SPECIAL <最終巻>』もお求めのため、このご案内をお送りしています。 『ああっ女神さまっ SPECIAL <最終巻>』DVD、2005/12/23発売予定です。

 どうやら統計的にユーザーの買い物の傾向をAmazonなりに分析した上で機械的に送りつけているものらしい。ただ、その「分析」がファミコン版ドラクエIVのAIレベルなのはどうにかならんのだろうか。おまいは「戦闘に突入すると死にかけの仲間の回復そっちのけでザキやザラキを唱え続けるクリフト」か? ま、ユーザーごとに担当者が付いて選別していたとしたら、余計に気味が悪いが。

 こんな紋切り型の決めつけパターンって前にもあったよな、と思ってはたと気が付いた。おれの嫌いな「血液型性格判断」の手法にそっくりなことに。

 そんなわけでAmazonの中の人にお願いです。この「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式の新譜案内はユーザーを困惑させるだけなのでやめてもらえませんでしょうか。実際はことわざと違って、下手なやつがいくら鉄砲をぶっ放しても的には当たりませんから。

12月18日追記:こんなことをネタにした意趣返しなのだろうか、Amazonさまから意図不明のメールが届いた。

Amazon.co.jpのお客様、
倉田 光吾郎の『タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌』をお買い上げのお客様にこのご案内をお送りしています。 田村 尚也著『萌えよ!戦車学校 02式』単行本、近日発売予定です。

 ……もはやなんとコメントしたらいいものやら。

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写真週刊誌とセブン第12話

 特撮ファンにとって、「ウルトラセブン」の第12話『遊星より愛をこめて』が欠番になっているのは常識と言っていいだろう。「セブン」のファンであれば「なぜ12話は欠番なのか?」という疑問は誰でも一度は通る道である。ちょっと深く足を突っ込んでいる人であれば、欠番に至った経緯もおおよそご存知であるはずだ。2ちゃんねるにある「セブン」のスレッドでは、始めの方に次のような簡単な説明がある。

【幻の第12話についての簡単な説明】
ウルトラセブンで欠番になっているのは第12話「遊星より愛をこめて」。
スペリウム爆弾の実験による放射能で、血液を汚染されたスペル星人が、
腕時計に擬装した装置で 自分達の血液の代わりとなる地球人の血液搾取を目論む話。
放送終了後、怪獣図鑑の類で独自に命名された「ひばく星人」(円谷の命名ではない)
という 俗称が問題となり、ストーリーと全く無関係に欠番となる。
「ウルトラセブンの欠番」という言葉のみ一人歩きしているため、
ネタを真に受けたり誤認したまま発言する人が後を絶たない。
詳しくは下記のサイトを参照のこと。

712資料館
ttp://www.bekkoame.ne.jp/~cokanba/

 表向き欠番とはなっているが、どういうルートで流出したのやら、この第12話のビデオが存在することが話題になったことがある。しかもそのビデオを、1988年から89年にかけて幼女を誘拐して殺害した犯人が所有していたことが話題性に拍車をかけた。おれはそのビデオは持っていないが、「ぶるないさんなら持ってると思った」と言われたことはある。

 そんな中、特撮板のセブンスレッドにこんな書き込みがなされた。

164:名無しより愛をこめて 2005/11/08(火) 02:33:48 PRR5W9Hy0
明日発売の写真週刊誌FLASHで、

ウルトラセブン封印された第12話 ウルトラセブン「遊星より愛をこめて」  フラッシュ(11/22) 77
闇に葬られたウルトラ怪獣を追え!-なぜ放送禁止になった? ウルトラセブン第12話、スペル星人  フラッシュ(11/22) 81

 正直なところ、「なんで今ごろ?」という感は否めなかったが、写真週刊誌とは言え「ごく普通のマスコミ」が、この種の話題に触れることは珍しい。発売日である8日には弟がそのFLASHを買ってきたので読んでみた。なんと記事には袋とじまで付いていた。そのページには赤い文字で、

 史上最大の「放送禁止場面」を
 総力ルポ&袋とじで再現!

 ……との煽り文句が添えられていた。しかし、実際にその袋とじを開いた人は愕然としたはずである。以下に同スレッドでの袋とじを開いた人の反応を抜粋する(この中にはおれが書き込んだものもある)。特撮板でハンドルを記入しなかったときの名前が、この第12話に由来しているのは言うまでもない。

178:名無しより愛をこめて 2005/11/08(火) 21:28:27 JXtrUkLH0
FLASH読んだ。
袋とじの噛ませ犬っぷりが凄まじいな。
実のある記事は立ち読みで十分な分量。
詳しい話が知りたければ「封印作品の謎」を読めってのが結論なのか?

180:名無しより愛をこめて 2005/11/08(火) 22:36:35 KL1xUGQlO
円谷の台所事情がいよいよってなったら‥‥解禁も‥‥今更の感強しだが‥‥

 181:名無しより愛をこめて 2005/11/08(火) 23:02:25 rD2aEjnzO
>>178
12話の映像が袋とじにあるのかと思って購入したのに……

あれは見事にやられたな_| ̄|○


>>180
今の円谷プロはウルトラだけしか道がないから、最後の手段として12話がいつか解禁されそうな気がする。

183:名無しより愛をこめて 2005/11/09(水) 00:55:23 H04OUBBx0
>>181
フラッシュの袋とじは確かに面食らった、フィルムコミックみたいのだったら良かったんだが・・
12話が出るとしたら、単品じゃないと全話もってる人が気の毒ですなぁ

188:名無しより愛をこめて 2005/11/09(水) 12:36:29 FKo2GeBv0
当然だ。
写真週刊紙の袋綴じ企画が袋綴じするに値するような内容だったものを私は見たことがない。
だが実際の12話も見れないからあれこれ妄想をふくらませて、実際見ると大した出来じゃない
という作品なので、これは正しく12話の本質を突いた企画かもしれない。

 袋とじの内容にはがっかりした人がほとんどのようであるが、逆に「総力ルポ」の方は、この話に関わったいろいろな人にコメントを求めていたり(実際に被爆した人にもビデオを見せてコメントしてもらっている)、12話が封印されるきっかけを作った人と12話を担当した脚本家の対談が掲載されていており、わずかなページ数ながらなかなかに読み応えのある内容ではあった。この記事の参考文献となった「封印作品の謎」(安藤健二・著)ではより突っ込んだ取材がなされており、「スペル星人を『ひばくせい人』と命名したのは誰なのか」、「スペル星人のデザインを被爆者を想起させるものにしたのは誰なのか」といった点まで言及されているので、くわしいところが知りたい人は読んでみるといい。

 さて、おれはこの12話を見たことはないが、「動いているスペル星人」を見たことはある。かれこれ25~26年くらい前の話になるが、TBSで放送されていた「夕やけロンちゃん」という番組内で流していた「ウルトラファイト」でである。スペル星人登場時のサブタイトルは『遊星の悪魔スペル星人』。その頃にはセブンの12話が欠番になっていることは知っていたので「こいつがそれに出てきたやつなのか…」と思いながら見た記憶がある。おそらく現時点において、公共の電波で動いているスペル星人が流れたのはこれが最後であろう。

 先のスレッドの188氏が触れているが、12話のお話としての出来はあまりよろしくないらしい。まあ実相寺昭雄監督作品という時点で、一般受けしないであろうことは容易に察しがつくけれど。

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スパム波状攻撃

 正確に数えたわけではないが、ここ1週間ほどでフィルタに引っかかるスパムの数が倍以上になったような気がする。おれはアカウントを2つ持っているのだが、引っかかるスパムの数はわずか半日で50通を越える(人によってはもっと多いだろうが)。@niftyの方には、同じドメインから同じ件名で、niftyserve.or.jpとnifty.ne.jpの2つに送ってくるやつもいる。

 また、送信元のドメインを見てみると、以前はフリーのメールアカウントから発信されることが多かったのだが、最近の傾向としては、skjih.comとかecnq.comとかnjhfges.comのように(すべて実例)キーボードをテキトーに叩いて作ったようなドメイン名からの送信が多い。

 メールの件名にも苦労の跡がうかがえる。とにかくメールを開かせようという暗い情熱がにじみ出ていて、「簡単に大金を稼いでください《ID105246様特別企画》」とか「無料ポイントご利用の確認ページ」とか「【メンテナンス情報】」とか(これまたすべて実例)、とにかく「まずメールを開かせること」、そして「あわよくばメール内のリンク先をクリックしてくれること」を期待したであろう件名が付けられている。ご苦労なことだ。ねぎらってなんかやらないけど。

 しかしまあ現実というのは非情なもので、スパムメールフィルタを導入している側にかかれば、フィルタソフトが本文の内容を解析してスパム用フォルダ(おれの場合は即ごみ箱)へ直行させる。いくら凝ったタイトルを付けようと、いくら本文の内容に腐心しようと、一顧だにされないのがオチである。ざまあみろ。こうしてブログのネタにしてやっただけでもありがたく思え。

 今し方フィルタソフトの解析データを見てみたところ、導入してから約半年間でちょうど5000通を受信しており、そのうちスパムが占める割合は約4分の3であった。やれやれ。

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意外な場所からの意外なアクセス

 アクセス解析のログを眺めていると「やっぱりインターネットっつうのはいろんなところとつながっているのだなあ」と実感させられることがしばしばある。殊に国内のプロバイダ以外からのアクセスや、妙なキーワードでこのブログにたどり着いた記録(これが結構目立つのだ、ホントに)を見つけると、その思いは一層強いものになる。

 以前からアンテナ経由で新着記事を見に来ている「go.jp」ドメインの方には気付いていたのだが、今日は殊更変わったところから変わったキーワードでここにアクセスしてきた記録が残っていた。

 某国立大学からブルトレ絡みの記事を読みに来たケースはまだ普通の部類で、遠くサウジアラビアから「hentai」のキーワードでアクセスしてきた人は本文が日本語だったのを見てどう思ったやら。またおそらくは国外から「porn『ポルノ』と同義)」を検索して来た人、「=-O」という意味不明のキーワードでたどり着いた人、ノルウェーから「nude」を探しに来た人――。ブルトレ関連のトピックを除けば、どのキーワードも本文にもコメントにも含めた覚えがないだけに余計に不思議だ。ま、今後はこのトピックがこれらの検索に引っかかるのであろうが。

 ふと、「七都市物語」(作・田中芳樹)の中にこんな一文があったのを思い出す。

世界は驚異と不条理にみちている。(P.125)

 まったく、そのとおぉりでございます。(「スネークマンショー」の『正義と真実』風に)

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バカスパム吊し上げ

 誰でも1日に程度の差はあれスパムと呼ばれる類のゴミメールが届くはずである。そうしたメールをどうやって識別するかは個人によって異なるであろうが、おれの場合はPOPFileというフィルタリングソフトにほとんど任せてある。ソフトが「スパムである」と判定した場合はメーラーのゴミ箱に直行して、メーラー終了時に削除される。一応ゴミ箱の中身はチェックして本当にスパムなのか確認するのだが、そんなものの中にあまりにもバカバカしいものがあったので、この場を借りて吊し上げにして、みんなで笑ってあげようと思う。

 メールのタイトルは「【全国所得番付公開記念】50万円当選!」、差出人の名前もメールアドレスも記載がない。普通の人ならこの時点で怪しむはずである。いわゆる「長者番付」が国税庁から発表されるのは5月半ばである。なんでそれから3ヶ月も経って「公開記念」なのだろうか。こいつらの手にかかると年が押し詰まった頃でも「公開記念」と銘打つかも知れない。

 本文がまたバカバカしいので、全文を引用する。文中に登場するURLや固有名詞はすべて原文ママである。

この度【全国所得番付公開記念】と致しまして、全国11位『伊東』様のご紹介です!
NASA開発、宇宙からの自動発信地域特定技術により、【貴殿と伊東様】は20kmの範囲内にお住まいです。
http://warosu.org/tax/
年の為、ご登録地域と伊東様との直接連絡を取るために必要なメールアドレスをご記入下さい。
もちろんフリーメールアドレスでも可能です。
伊東様からは、月額、50万円の援助金を用意して頂けるそうです!
全国所得番付に名を連ねている伊東様と、素敵なお時間をお楽しみ下さい♪
http://warosu.org/tax/

全国所得番付 公開営業担当部 森下

 長者番付で注目されるのは上位10人くらいであるから、11位というのを持ってくるあたりに苦労の跡が窺えるが、検索してみればその11位にいる人は北海道在住の女性用下着販売会社社長であることが分かる。もちろんその人物の名字は伊東ではない。

 その後に登場する、NASA開発の宇宙からの自動発信地域特定技術とやらが意味不明だ。こういう手合いに名前を利用されるあたりNASAも気の毒である。で、その意味不明の技術によって伊東さんとやらとおれが20kmの範囲内に住んでいるというのだが、それがどうしたというのだろう。

 そしてダメ押しの一点を加えるかのような連絡先のURL「http://warosu.org/tax/」が笑いを誘う。こいつら2ちゃんねらーか。何が目的か分からないが、こんなバカメールを出すためにわざわざ金を払ってドメインを取ったのかと思うと、あまりのバカバカしさに涙が出てくる。

 メールの最後にもっともらしい(?)部署名が登場するが、そんな部署が存在しないことはいちいち検索しなくても分かる。「長者番付」だの「所得番付」などという呼び名は俗称に過ぎないのだから。

 いずれにせよ、URLをクリックしてもらいたいのであれば、もうちょっとべんきょうしたほうがいいよ、きみたち。

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「ゲームは1日1時間!」

 1980年代半ばの異常とも言えるファミコンブームのさなかで、ハドソンの高橋利幸氏(俗に言う「高橋名人」)はTVの前のよい子のみんなに「ゲー